- 2023年の米国株、調子はどうだった?~米国株徒然日誌⑥
- 2023年11月24日
こんにちは!マネー探検隊の米国株投資家、ヒロミンです。
少し早いのですが、2023年の米国株はどうだったのか?好調だったのか?軟調だったのか?はたまた横ばいだったのか?今回はマグニフィセント・セブンを中心に総括してみましょう。
不定期連載 米国株徒然日誌⑥ ”2023年の米国株、調子はどうだった?”スタートです。
米国株はかなり堅調に推移!?
今年も残すところあとわずか。相変わらずロシアによるウクライナ侵攻は続いているし、インフレも長期金利も高止まりをしていることから、景気後退懸念に常にさらされています。さらにダメ押しのように10月にはハマスとイスラエルの事実上の戦争も勃発しました!
新型コロナは終結したとはいうものの、どう考えてもいい年だったとは思えません。そんななかで米国株はここまでどうだったのか?主要3指数の騰落率を年初来(直近11月22日時点)で見てみましょう。
ダウ平均 35,273.03 △6.5%
S&P500 4,556.62 △19.2%
ナスダック 14,265.86 △37.3%
結論から先に言うと、かなり堅調なようです。とこにハイテク株の比率の高いナスダックの上昇率は絶好調です。
(ナスダック=年初来)
ちなみに昨年2022年の主要3指数の年間騰落率を振り返ってみましょう。2022年末日の終値を前年末比で計算すると……
ダウ平均 3,3147.25 ▼8.8%
S&P500 3,839.50 ▼19.4%
ナスダック 10,466.48 ▼33.1%
昨年と比べるとまさに天国と地獄な様相なのがわかります。
さらにマグニフィセント・セブンは…
続いて個別銘柄の中でもマグニフィセント・セブンの状況をもてみましょう。
マグニフィセント・セブンとは、これまでGAFAMと言われて来た、アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタに、半導体のエヌビディアと電気自動車のテスラを加えた、7つのテック株の総称で最強の7銘柄と訳されます。
この名称、実は黒澤 明監督の日本映画「7人の侍」をリメイクしたアメリカ映画「荒野の7人(原題:マグニフィセント・セブン)」が元になっています。
マグニフィセント・セブンの年初来上昇率を高い順に並べてみるとこの通り……
さっと見ただけでもナスダックをさらに大きく上回る驚異のパフォーマスをここまで示しています。
S&P500採用銘柄全体の時価総額のなんと3割をこの巨大テック7銘柄が占めりとも言われています。年初からの時価総額は7銘柄が7割近く増えたのに対し。その他の493銘柄はわずか4%増にとどまったと言うから、凄すぎます。
生成AIが巨大テックを押し上げた!?
今年最大のトッピックスと言えば、やはり生成AIのブームでしょう。ニュースで聞かない日はないくらいです。この生成AIのブームによる恩恵を最大に受けたのが半導体のエヌビディアです。11月20日には上場来高値をあっさり更新するなど、株価は年初来でなんと3.4倍に膨れ上がりました。
最近では「エヌビディア祭り」なる言葉まで流行っています。
(エヌビディア=年初来)
また対話型生成AIと言えばチャットGPT。これを開発しやオープAIに大型投資そしているマイクロソフトは今年の顔と言える代表テック銘柄でしょう。年初来では57.7%も上昇しました。
(マイクロソフト=年初来)
このほかにも、メタは大幅な人員削減(リストラ)で構造改革(スリム化)を成し遂げ、株価を年初来で2倍近くに回復させたほか、アマゾンも同じくリストラと生成AIの恩恵で株価は年初来71%増やしました。
(アマゾン=年初来)
まとめ
さて、米国株徒然日誌⑥ ”2023年の米国株、調子はどうだった?”いかがだったでしょうか?2023年はこのままいけば、どうやら好調のまま上昇トレンドのまま終わることができそうです。知らんけど(笑)!?
もっとも先ほどもお伝えしたように2023年に対して、そも前年の2022年は絶不調な1年だったほか、さらにその前年の2021年はというと実はこれまた好調な1年だったんです。
つまりここ過去3年を振り返ると、好調↗、不調↘、好調↗と年変わりで好調と不調を繰り返してきたことがわかります。
ということは2024年は一体?……
まあこればかりは予測が外れることを大いに期待しましょう。
2024年もこのまま活況な米国株市場でありますように!
えへへ。
- ヒロミン
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