マネー探検隊が行く!

投資から節約、生活の知恵まで幅広く扱うマネーサイト

投資
割安高配当株をコツコツ積み上げて資産を増やす【2月編】
2023年03月03日
割安高配当株をコツコツ積み上げて資産を増やす【2月編】

2022年9月20日から「割安高配当株」をメインに投資を開始した筆者。そこから約5ヵ月間経過した現在の保有銘柄と配当金などの変化について振り返ってみました。

インカムゲインを重視する投資
現在の私のポートフォリオ
投資した銘柄・売却した銘柄
PBR1倍割れ企業は東京証券取引所が許さない?
参考にしているTwitterアカウント
まとめ

インカムゲインを重視する投資

株式投資にはキャピタルゲイン・インカムゲインの2種類から利益を得ることができます。キャピタルゲインは株価が上昇し投資した時より高値になった時に売却することによって得られる利益を指します。一方でインカムゲインは株の配当金などから受け取れる収益のことを指します。そして筆者は長期的に安定した収益を目指しているのでインカムゲイン重視の投資スタイルです。また個別銘柄の選定基準として、下記に相当する株を割安高配当株として投資しています。

・配当性向

個人的に30~40%を目安にしています。

・海外シェアと売上高推移

投資先企業の海外売上比率は4割以上欲しいと思っています。そして売上高は直近5年間の推移を確認しています。

・株価純資産倍率(PBR)

PBRは1倍未満を基準にしています。

・株価収益率(PER)

PERは基本的に15倍未満を基準にしています。

現在の私のポートフォリオ

割安高配当株を長期保有する投資スタイルに変更して約5ヵ月経過した筆者の2023年3月1日時点での保有銘柄は下記になります。

銘柄 株価 株数 配当利回り 配当金(税抜き前)
三菱UFJ 955.4 882 3.34% 28,224
日産自動車 535.6 49 0,93% 245
住友化学 480 105 5% 1,260
住友商事 2,360.5 175 4.87% 20,125
タムラ製作所 775 162 1,29% 1,620
東レ 786.1 60 2.28% 1,080
アンリツ 1,250 20 3.2% 800
三菱HCキャピタル 714 87 4.34% 2,697
住友電気工業 1,690 55 2.95% 4,000
商船三井 3,505 30 15.97% 16,800
スバル 2,214 20 3.43% 1,520
ラック 720 15 3.61% 390
アサヒHD 2,014 211 4.66% 18,990
オリックス 2,445 7 3.5% 599
ソフトバンク 1,530 93 5.62% 7,998
横浜ゴム 2,577 5 2.59% 335
住友林業 2,617 65 4.77% 8,125
日本電信電話 3,926 114 3.05% 13,680
トーカロ 1,289 205 3.49% 9,225
丸紅 1,789 5 4.35% 390
東ソー 1,852 23 4.31% 1,840
合計 139,943

2023年3月1日時点の総資産評価額は2,879,156円(前月比650,213円増)、税引き前の配当金は139,943円(前月比16,471円増)となります。

日本株は2022年12月頃から米国の金融引き締めの長期化が予想され大きく下がっていましたが、現在は金利上昇の危機感が薄れたこともあり日本株は上昇しています。特にPBR1倍以下の日本株の株価が上昇しています。株価が上昇しているので利益は増えていますが利確の予定はないです。今月は配当権利確定日になっている銘柄が多いので少しでも多くの株数を積み上げていきたいと思っています。

投資した銘柄・売却した銘柄

私は基本的に1~10株といった少数の株をほぼ毎日積み重ねています。そして筆者が2023年1月7日~2023年3月1日までの間に投資した銘柄と売却した銘柄は下記になります。

2023年1月7日~2023年3月1日までの間に投資した銘柄と株数

・トーカロ⇒175株

・アサヒHD⇒146株

・日本電信電話⇒73株

・ソフトバンク⇒45株

・住友林業⇒22株

・三菱HCキャピタル⇒7株

・住友商事⇒1株

2023年1月7日~2023年3月1日の期間で多く投資したトップ3はトーカロ、アサヒHD、日本電信電話になります。トーカロ株式会社は溶射を中心とした表面改質技術に強みを持っている企業で国内シェア1位の企業です。また2023年の3月1日時点の配当利回りは3.49%になります。2社目はアサヒHD。アサヒHDの特徴は貴金属リサイクルや製錬技術、多種多様な廃棄物に対応するリサイクル技術に強みがあり北米にも積極的に事業を展開しています。2023年の3月1日時点の配当利回りは4.66%になります。3社目は日本電信電話。日本電信電話は通信事業や金融事業、最先端技術開発事業など幅広く事業を展開しています。2023年の3月1日時点の配当利回りは3.05%になりますが、1株あたりの配当金は毎年順調に増えており業績も安定しているので安心して筆者は投資をしています。

2023年1月7日~2023年3月1日までの間に売却した銘柄

・住友化学⇒756株

・日産自動車⇒100株

・小松製作所⇒15株

2023年1月7日~2023年3月1日までの間に住友化学、日産自動車、小松製作所の株を売却しました。住友化学の株はかなり売却しました。住友化学は今年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正、配当金もこれまでの1株当たり12円から未定に修正したので大きく株価が下がると思い売却しました。あとは景気敏感株を多く保有しているので現金比率を高めるためにも売却しました。

PBR1倍割れ企業は東京証券取引所が許さない?

東京証券取引所は「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議の論点整理」と題する1月30日付の資料で、株価純資産倍率(PBR)が継続的に1倍を割れている企業に対し、改善策の開示を求める措置を23年春から導入する方針を打ち出しました。

PBRとは企業が保有する純資産に対して株価が割高か割安かを判断する際に用いる株式指標となりPBRが低いほど、株価が割安であると評価されます。ちなみに東証プライム市場指数の構成銘柄の半数近くは、PBRが1倍を下回っていますが、米S&P500種株価指数ではそうした状況にある構成銘柄は3%に過ぎません。もし日本企業がアメリカ企業を見習いPBRの改善の為に自社株買いなどを積極的に行った場合、日本企業の株価は右肩上がりになるのではないかと筆者は期待しています。

参考にしているTwitterアカウント

割安高配当株投資を続けている筆者ですが、投資先を探すときにTwitterをよく活用します。今回は筆者が参考にしている下記の2人をご紹介したいと思います。もし日本株投資に興味がある人はこの機会にフォローするのも良いかもしれません。

アカウント名:ポメまる@高配当株投資

2021年12月から投資を開始。自社株買いを行った企業や株価の動きなどをツイート。日本企業の情報を集めたい方には嬉しいアカウントです。2023年3月2日時点のフォロワー数は2.7万人。

アカウント名:Ricky日本株研究所

日本企業に関するツイートがメイン!投資戦略などもツイートしているので日本株投資に興味がある方はチェックしてみてください。2023年3月2日時点のフォロワー数は5,047人。

まとめ

今回も割安高配当株に投資を始めた筆者の投資実績をご紹介しました。先月から株価は順調に右肩上がりで利益は増えている結果に。また今後は、PBR1倍割れの企業に対する風当たりは強くなっていくので企業はPBRを上げるために自社株買いを行い1株当たりの価値を増やすといった方法を取る企業が増えていくと思います。多くの企業がPBRを上げる行動を取ることで日経平均は順調に右肩上がりになると筆者は楽観視しています。来月も投資成績を報告する予定なので、これからもチェックしてみてください!(シャケ男)

シャケ男
シャケ男

関連記事

広告