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米ドル/円天井近い? 売りトラリピ準備開始
2023年10月07日
米ドル/円天井近い? 売りトラリピ準備開始

10月になっても円安の勢いは衰えず。10/3にはついに米ドル/円が約一年ぶりとなる150円台を回復しました。その直後に強い円買いの動きがあり、一時147円台まで下落したものの、じりじりと値を戻し、10/6現在では149円程度で推移しています。円安トレンドはしばらく続きそうに見えますが、マネースクエアの看板アナリスト・宮田直彦氏は米ドル/円がまもなく天井圏に達すると見ているようです。

宮田レポートが米ドル/円天井を予測
米ドル/カナダドルと豪ドル/NZドルに好機

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米ドル/円とユーロ/円の売りにどっぷりはまり込んでいるワタヤンは、円安トレンドにまったくついていけず、今年ほとんどの期間で逆風を感じています。以前の記事では、マネースクエアの看板アナリスト・宮田直彦氏が9/6に発表したレポートで、ユーロ/円は170円までの上昇もありえる、と分析していることを取り上げましたが、あれから1ヵ月がたち、米ドル/円が150円を一年ぶりに超えてきたことで、米ドル/円、ユーロ/円の更なる上昇は避けることができないと諦めムードでいたのですが、ここにきて風向きが変わりつつあります。

前述の宮田氏が10/6にマネースクエアのHP上で発表した「エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート)」によると、「2011 年 10 月に付けた 75.570 円を起点とする、(A)-(B)-(C)[ジグザグ]による円安は、151.899 円(22/10/21)を以て終わったとみています。この先はおそらく 2028 年頃まで、米ドル/円はレンジ相場を形成していくでしょう」とのこと。

宮田氏が年初に予想していた2023年の米ドル/円年間想定レンジは[125 円-150 円]でしたが、10/3に付けた150.146 円は宮田氏の想定レンジの上限にあり、ここからいつ下落基調に転換してもおかしくないと見ているそうです。147.581 円を下回ると基調転換の可能性は高まりますが、逆に147.581 円を維持する限り、1 年前に付けた 151.899 円を試す可能性は残るとのこと。当面は注意深く相場を観察したいと思います。

宮田レポートより

米ドル/円とユーロ/円の売りトラリピは苦戦中ですが、同時に展開している米ドル/カナダドルの売りトラリピと豪ドル/NZドルの買い&売りトラリピは非常に好調です。月ごとに最も稼いだ優秀なトラリピ設定を発表するマネースクエアのコンテンツ「リピレポ」最新号(10/6配信)によると、9月の獲得pips1位通貨ペアに米ドル/カナダドル、2位通貨ペアに豪ドル/NZドルがランクインしました。

特に豪ドル/NZドルのレートは現在レンジの真ん中あたりで推移しており、買いトラリピ、売りトラリピ両方でこれから稼いでくれそうです。主力の米ドル/円、ユーロ/円が復活するまでは、米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドルの両輪に頑張ってもらおうと思います。

リピレポ10/6配信号より

10/6の宮田氏レポートのシナリオ通り、米ドル/円が147.581 円を割れば、売りトラリピに大きなチャンスが生まれそうです。米ドル/円が下がるということは、大きな流れは円高方向に動くということになるので、ユーロ/円売りトラリピも利益をあげられるようになるはず。これから新規で米ドル/円、クロス円の売りトラリピを検討している方は、当面の米ドル/円レートを熟視することで絶好機を掴めるかもしれません。マネースクエアのマーケット分析レポートや各種ツールは情報収集にかなり便利なので、ぜひ活用してみてください。

ワタヤン
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