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<2024年3月更新>新NISAでチェックしたいネット証券口座まとめ
2024年03月23日
<2024年3月更新>新NISAでチェックしたいネット証券口座まとめ

いよいよスタートした新NISA。
今回は、2024年3月時点での主な証券会社の新NISAに関するスペックを一覧にまとめて比較してみました。

すでに始めている人も、これから始めようと考えている人も、口座開設や乗り換えの参考にしてみてください。

証券会社 VS 銀行 どっちで口座を開くべき?
証券会社を選んだ方がいい人
銀行を選んだ方がいい人
主要なネット証券の新NISAのスペック比較
まとめ

そもそも新NISAで投資できる商品は以下のとおりです。

年間の
投資上限額
購入の方式 購入時
手数料
投資対象商品
つみたて
投資枠
120万円 ・積立方式 原則無料 投資信託
※金融庁の条件を
 クリアしたものに限る
成長投資枠 240万円 ・積立方式
・スポット方式
※金融機関や商品
 により異なる
金融機関や
商品により
異なる
投資信託、上場株式、
ETF、REITなど
※一部除外条件あり

※ご注意※
投資収益に対しての非課税メリットがある新NISAですが、外国上場株式等の配当金の場合、外国所得税(米国市場であれば10%)が現地で源泉徴収されたあとに、国内で税金が徴収されるしくみとなっています。NISA口座では、国内の税金分は非課税になりますが、外国所得税は課税となります。

成長投資枠を使って、投資信託以外の商品(日本株、外国株など)でも取引したい場合には、迷わず証券会社を選びましょう。

さらに、NISA口座であれば幅広い取引手数料が無料という証券会社もあるので、コストを気にする方はチェックしましょう。

NISA口座で「株」の取引手数料が無料の証券会社一例

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券 など

銀行では投資信託の取り扱いしかありません。
また、証券会社と比較をすると、扱っている商品が限定されている場合もあります。

投資信託によっては取引手数料が高い場合もありますが、つみたて投資枠の対象ファンドであればいずれも無料ですので、窓口などで相談をしながら取引をしたい人や、特定の投資信託だけを取引したい人、何を選べばいいか迷いやすい人は、銀行を選ぶのも一手です。

ちなみに、すべての投資信託の手数料が無料、という銀行もあります。

NISA口座の「投資信託」の購入時手数料が無料の銀行一例

PayPay銀行、ソニー銀行、北國銀行、あおぞら銀行(BANK) など

今回は、5大ネット証券を中心にCMなどで耳にするネット証券の新NISAのスペックをまとめました。

証券会社 対象の投資信託数 取引手数料 クレジットカードでの
投信積立購入
クレジットカード
ポイント還元率
金融機関の
自動引き落とし
つみたて 成長 投資信託 日本株 米国株 中国株ほか
SBI証券 224 1188 0円 0円 0円 ETFのみ
0円
OK
三井住友カード
積立額の
0.5~5%
対応
楽天証券 222 1140 0円 0円 0円 ETFのみ
0円
OK
楽天カード
積立額の
0.5~1%
対応
マネックス証券 219 1124 0円 0円 0円 0円 OK
マネックスカード
積立額の
1.1%
対応
auカブコム証券 220 992 0円 0円 0円 取扱無し OK
au PAY カード
積立額の
1~3%
対応
*6機関限定
松井証券 224 1094 0円 0円 0円 取扱無し なし なし 対応
GMOクリック証券 36 111 0円 0円 取扱無し 取扱無し なし なし 対応
PayPay証券 32 117 買付0円 0円
※スプレッド
 0.5%
0円
※スプレッド
 0.5~0.7%
取扱無し OK
PayPayカード
*PayPay資産運用のみ
積立額の
0.7%
対応
*6機関限定
*PayPay証券アプリのみ
大和コネクト証券 29 47 0円 約定額の
0.033%
*上限660円
0円
※スプレッド
 0.7~1.5%
*単元未満株のみ
取扱無し OK
SAISON CARD Digital、
指定のセゾンカード
またはUCカード
積立額の
0.1~1%
対応
tsumiki証券 4 5 0円 取扱無し 取扱無し 取扱無し OK
エポスカード
積立額の
0.1~0.5%
非対応

※期間限定のキャンペーンは考慮していません。
※上記とは別に、外国株式の取引では為替両替手数料が発生する場合もあります。
※2023年3月時点の情報です。最新情報はホームページで。

今回は、
①新NISA対応の投資信託の取り扱い本数
②各商品の取引手数料
③クレジットカード対応
④自動引き落とし対応
にフォーカスしてまとめてみました。

ほかにも、キャッシュバックを実施していたり、保有している資産の残高に応じてポイントをプレゼント、といったサービスをしている会社もありました。

新NISAの口座は1人1口座のみですので、乗り換えも一苦労。
商品の多さか、ポイントの還元率か、皆さんが重視するポイントを整理して、しっかり見極めたいですね。

ぱん
ぱん

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