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SBI証券と楽天証券の日本株・取引手数料0円サービスまとめ
2023年09月22日
SBI証券と楽天証券の日本株・取引手数料0円サービスまとめ

業界に激震を走らせたSBI証券と楽天証券の日本株取引の取引手数料無料のお知らせ。
それぞれ一体どのような条件があるのか?どのような違いがあるのか?まとめてみました。

サービススタートはSBI証券が約2日早め
SBI証券のサービス適用開始日
楽天証券のサービス適用開始日
取引手数料0円のサービスを受けるための条件は?
SBI証券の適用条件
楽天証券の適用条件
一覧にまとめてみた

本記事には一部、アフィリエイト広告を含みます。


話題の取引手数料0円。
サービス適用が早いのは、SBI証券でした。

2023年9月30日注文分より適用
※注文前までに、必要条件を満たす必要があります。

2023年10月1日より変更手続開始
2023年10月2日の約定分より適用(最短)
※9/29(金)に夜間取引や信用取引の約定がある場合は10月3日約定分から適用

ほんの2日ほどではありますが、実は注目すべきは適用範囲です。
SBI証券は注文ベース、楽天証券は約定ベースとなります。
また、執行中の注文は適用外となります。

楽天証券

取引手数料0円のサービスを受けるには、各社それぞれの条件を満たす必要があります。
※両社ともインターネット取引が対象のため、電話などでの注文の場合には、取引手数料が発生します。

SBI証券の条件は、①〜③の取引報告書や各種交付書面を全て郵送から電子交付に切り替えるだけ。

①円貨建・米株信用の各種報告書
②外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
③特定口座年間取引報告書

これは現在でも変更可能な手続きなので、郵送でなくてOKという人はすぐに手続しましょう。

<注意>
※一般口座の人も、「年間取引報告書」の交付方法を電子交付に変更する必要がある。
※外国株式口座を持っていない場合、「円貨建のお取引・米株信用のお取引」と「特定口座年間取引報告書・払出通知書」の電子交付サービスを申し込めばOK

手数料コースを「ゼロコース」に変更する必要があります。
この変更手続きができるようになるのが、2023年10月1日以降です。
また、楽天証券のSOR利用に同意する必要がありますが、「ゼロコース」に変更している=同意とみなされます。

楽天証券

最後に、現在公表されている情報を表にまとめてみました。
これは現時点のもののため、各社とも変更する場合があると通知していますので、最新情報は各社のページを確認しましょう。

SBI証券の最新情報はこちら
楽天証券の最新情報はこちら

楽天証券 SBI証券
コース名 ゼロコース ゼロ革命
サービス
概要
対象取引の取引手数料が、
約定代金にかかわらず無料に
対象取引の取引手数料が無料に
対象取引 ■日本株(現物/信用)
 ※大口優遇対象者も適用
 ※信用取引の諸経費は別途
■かぶミニ:別途スプレッドあり
■日本株(現物/信用)
 ※大口優遇対象者も適用
 ※信用取引の諸経費は別途
■S株(単元未満株)
最短開始日 ■コース変更手続き:10月1日~
■手数料適用:10月2日約定分から
 ※9月29日に夜間取引や信用取引の
  約定がある場合は10月3日約定分
  から
■9月30日発注分より適用
 ※毎営業日21時時点で適用判定
  される
条件 ■取引コースを「ゼロコース」に変更
■楽天証券のSOR利用同意
 ※ゼロコースを選択すると、自動的
  にSORに同意したこととなる。
■インターネット取引
■以下を、電子交付に切り替える。
 ①円貨建のお取引・米株信用取引の
  各種報告書
 ②特定口座年間取引報告書
 ③米株信用を除く外貨建取引の各種
  報告書
■インターネット取引
単元未満株 対象 対象
対象口座 NISA口座、特定口座、一般口座 NISA口座、特定口座、一般口座
法人口座 対象 対象
執行中の
注文は?
適用外
取消後に10月1日以降再注文が必要
発注ベースのため適用外
注意事項 ■iSPEED注文時に、古いバージョン
 を使用している場合は適用外となる
 場合がある。
■日計り信用(HYPER空売り銘柄含)
 取引の強制決済注文は手数料が発生
 する。

コストカットにより他のサービス提供に影響が発生しないのか、少し気になるところはありますが、手数料の負担がなくなることはとてもありがたいですね。

すでに口座を持っている方は、まずは手続きをしてみてはいかがでしょうか?


ぱん
ぱん

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