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信託報酬が低い! 日本株高配当ETFベスト3
2023年12月02日
信託報酬が低い! 日本株高配当ETFベスト3

前回、日本株高配当/好配当ファンドについて紹介しましたが、ETFにも日本株高配当をテーマにしたものがいくつかあります。ETFといえば、投資信託より信託報酬などの手数料が安いことが魅力のひとつです。そこで今回は、日本株高配当ETFのなかでも信託報酬が安いBEST3を比較してみました(2023年12月2日現在)。

信託報酬が安い日本株好配当ETFは?

現在高配当をうたっているETFは12本あります。そのなかで信託報酬が安かったのは次の3つでした。

2849】グローバルX Morningstar 好配当 ESG-日本株式ETF
 信託報酬 0.3025%

【1478】iシェアーズ MSCIジャパン 高配当利回りETF
 信託報酬 0.2090%

【1651】iFreeETF TOPIX高配当40指数
 信託報酬 0.2090%

それでは、それぞれの特長を見てみましょう。

2849】グローバルX Morningstar 好配当 ESG-日本株式ETF

2849は2022年3月に設定されたETFで、Morningstar®日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数℠の変動率に一致させることを目的としています。最低取引単位は1口で、現在の純資産総額は約100億円です。直近の分配金は1口当たり53円でした。決算は年4回です。
騰落率は、設定からの期間が短いため年単位の情報はありませんが、設定来は41.35%となっています。

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【1478】iシェアーズ MSCIジャパン 高配当利回りETF

1478は2015年10月に設定されたETFで、MSCIジャパン高配当利回り指数(配当込み)への連動を目指しています。最低取引単位は1口で、現在の純資産総額は約610億円です。直近の分配金は1口当たり38円でした。決算は年2回です。
騰落率は1年が31.27%、3年が86.54%、5年で86.8%です。

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1651】iFreeETF TOPIX高配当40指数

1651は2017年9月に上場したETFで、TOPIX 高配当 40 指数の変動率に一致させることを目指しています。最低取引単位は10口から、現在の純資産総額は約393億円です。直近の分配金は16.4円でした。決算は年4回です。
騰落率は1年が36.18%、3年が107.69%、5年が94.27%となっています。

詳細はこちら

組入れ銘柄はどう違う?

3つのETFの上位組入銘柄を比較してみました。3つに共通している銘柄はありませんが、1478と1651だけ見ると、共通の銘柄が6銘柄あります。
※1478は2023年11月30日現在、1651と2849は2023年10月31日現在。

1478 1651 2849
★ソフトバンク
★任天堂
 日本たばこ産業
 キヤノン
★KDDI
★日本電信電話
 東京海上HD
★三井物産
★本田技研工業
★伊藤忠商事
 トヨタ自動車
 三菱UFJ FG
 三菱商事
 三井住友FG
★三井物産
★任天堂
★日本電信電話
★伊藤忠商事
★本田技研工業
★KDDI
 東京エレクトロン
★ソフトバンク
 武田薬品工業
 小松製作所
 積水ハウス
 宝HD
 メイテックグループHD
 アイカ工業
 三ツ星ベルト
 ニッコンHD

まとめ

1651は信託報酬も低く騰落率も高めですが、取引単位はほかの2つと異なり、10口からとなっています。1478はこの3つの中では一番長い運用期間ということもあり、純資産残高が豊富です。ただ直近では、ESGというテーマにさらに絞り込んでいる2849の分配金が高いのが印象的です。しかしまだ実績が1年程度なので、今後どのように成長するのか気になります。

ヒヨコマメ
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