- マイレージがたまって海外でも使えるプリペイドカード「JAL Global WALLET」
- 2023年03月08日
海外で使うと便利なカードとして、以前ソニー銀行とSMBC信託銀行のデビットカードである「Sony Bank WALLET」と「GLOBAL PASS」を紹介しました。
今回は、JALマイレージをためながら国内外で使える「JAL Global WALLET」を紹介します。
プリペイドカードなので無駄遣いを避けられる
JAL Global WALLET(以下JGW)とは、JALのマイレージカードとプリペイドカードが一体化したカードです。国内外のMastercard加盟店での買い物や、海外のATMからの現地通貨として引き出せ、JALのマイルをためることができます。
プリペイドカードは、事前にお金をチャージ(入金)し、その金額の範囲内で使用する仕組みです。決済した時点でチャージ残高が減ることから、必要な額だけ入れておけば無駄遣いを避けることができます。入会金や年会費はありません。
JGWを使って海外の現地ATMで現地通貨を引き出す場合、チャージ残高から引き出すだけで借り入れをするわけではないので利息はかかりません。ただしATM利用手数料として200円相当額かかります。出金限度額は1回につき10万円相当、1日当たり30万円相当、1カ月当たり60万円相当となっています。
取り扱い通貨は日本円+14外貨
国内で利用する際は、日本円をチャージすればOK。海外で利用する際は、日本円をチャージ後、現地通貨に両替して使用します。取り扱い外貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、タイバーツ、シンガポールドル、マレーシアリンギット、中国元、台湾ドル、韓国ウォンです。両替は、いつでもスマートフォンアプリから簡単にできます。JAL NEOBANK口座を保有している場合、米ドル円からもチャージが可能です。
チャージ方法は大きく2種類
JGWを利用するには、まずチャージすることが必要です。チャージ方法には大きく分けて「現金をチャージする」「マイルをチャージする」の2つの方法があります。
現金をチャージする
現金のチャージには、銀行振込とJGWが提携している金融機関のインターネットバンクからのチャージの2つの方法があります。
銀行振込では、金融機関の窓口やATM、インターネットバンキングサービスなどから振り込む方法です。振込時に振込依頼人名にJALマイレージバンクのお得意様番号(7桁または9桁)と氏名を指定します。チャージが完了すると、登録のメールアドレスにチャージ完了のお知らせメールが届きます。チャージ手数料は無料ですが、銀行振込にかかる手数料が別途発生します。
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行にインターネットバンクの口座があるならば、JGWのアプリ経由で自分のJGWにチャージできます。この場合、チャージにかかる手数料は無料です。
チャージできる金額は、日本円(1,000円以上、1円単位)です。チャージできる限度額は1回あたり100万円、1日当たり100万円(ショッピング+ATMコース※)となっています。
※2020年5月28日(木)以降の新規受付は、JAL Global WALLET「ショッピング+ATMコース」のみとなっています。
マイルからチャージする
JALの利用や買い物でためたマイルをJAL Global WALLETポイント(以下JGWポイント)に交換してチャージできます。チャージしたポイントは、1ポイント=1円で使えます。
交換は3,000マイルからで、以降4,000マイル、5,000マイル、6,000マイル、8,000マイル、10,000マイルとなっています。10,000マイル以上は10,000マイル単位で設定できます。交換レートは3,000~8,000マイルまで1マイル当たり0.5JGWポイント相当、10,000マイルの場合11,000JGWポイント相当で交換できます。チャージにかかる手数料は無料です。
マイルからチャージをする場合、事前にJGWアプリをインストールしておくことが欠かせません。その後JALマイレージバンクと連携しておけば、使いたいときにすぐに交換できます。なお、マイルからのチャージは、本人のマイルからのみとなっています。
マイルをためるには?
JGWを使ってJALのマイルをためるには「買い物」と「両替」の2つの方法があります。
買い物
200円で1マイルたまります。利用は1回払いとなります。
JGWには現金とマイルでチャージできることから、利用時に使われる通貨は、現地通貨、自動両替設定通貨、JGWポイント、日本円の順番で利用されます。JGWポイントで支払った場合、マイルの積算対象にはなりません。また、公共料金や携帯電話、ガソリンスタンド、高速道路の料金のほか、飛行機や船舶といったJGWの残高が確認できない環境では使えません。
両替
通貨両替は1,000円で7マイルたまります(ショッピング+ATMコースの場合)。両替レートは基本的にリアルタイムで提示されるので、レートを見て両替するタイミングを考えることができます。先ほどの日本円含めた15通貨の場合、両替時の提示レートにすでに手数料が含まれています。
まとめ
JGWはプリペイドカードなので、必要以上に入金しなければ無駄使いをすることもなさそうです。国際ブランドがMastarcardですから、海外でも不自由なく使えます。何よりも現地通貨に自分のタイミングで両替できるので、帰国後に受け取った明細を見てびっくり!ということは避けられそうです。JALマイルでも入金できるので、期限が切れそうなマイルも無駄なく使えそうです。ただし残高は最後に増減した日から5年間で失効となるので、しばらく海外に行く予定がないなら、日本での買い物で使いきってしまうのが得策なのかもしれません。
- ヒヨコマメ
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