大混戦必至！2023年スプリンターズステークスの注目馬は？

2023年09月27日

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競馬大好き、マネー探検隊のりんです。
まもなく10月。2023年もあっという間に後半に差し掛かりました。
今週から秋GⅠの開幕です。

初戦は中山1200ｍで実施されるスプリンターズステークス。
秋の短距離王者が決まります。

今年は昨年の覇者のジャンダルムも、春の高松宮記念の覇者ファストフォースも引退してしまい、実質的に王者不在状態。大混戦が予想されます。
昨今のスプリント界隈を盛り上げるメンバーが勢揃いでとても楽しみですね。

スプリンターズステークスがどんなレースなのか、過去10年のレース傾向や、個人的な今年の注目馬などを紹介していきたいと思います。

スプリンターズステークスはどんなレース？

スプリンターズステークスの近年（過去10年）の傾向

ポイント1：馬の人気順

ポイント2：枠順

ポイント3：前走のレース

マネー探検隊隊員的2023年のスプリンターズステークスの注目馬

スプリンターズステークスはどんなレース？

スプリンターズステークスとは、毎年9月最終週もしくは10月の初週に実施されるGⅠレースで、中山競馬場・芝1200mが舞台です。
3歳以上の牡馬・牝馬混合で、下半期最初のGⅠレース。
定量戦のため、3歳の牡馬は56kg、4歳以上の牡馬は58kg、牝馬はそれぞれマイナス2kgが斤量となります。
日本国内では数少ない1200m（スプリント）のGⅠレースです。

スプリンターズステークスは、1994年から国際競争として指定されているため、外国馬の出走も可能です。
1995年からはJRA所属だけではなく、地方所属馬も出走が可能になりました。

また、8月末に札幌競馬場・芝1200mで開催されるキーンランドカップと、9月に阪神競馬場・芝1200mで開催されるのセントウルステークスが前哨戦として定められており、両レースの1着馬には優先出走権が与えられます。
セントウルステークスで良い成績だった馬はスプリンターズステークスでも比較的好走する傾向にあるため、前哨戦の成績やメンバー、内容にも注目が集まります。

スプリンターズステークスの近年（過去10年）の傾向

2013年～2022年までのスプリンターズステークスの結果から、馬券の傾向を3つのポイントから考えてみます。

ポイント1：馬の人気順

スプリンターズステークスは過去10年の結果を見ると、1番人気の勝率が驚異の50％！
複勝率は60%と、人気に押された馬は比較的信頼度が高そうです。
反対に、7番人気以降の馬は勝利こそあまりしていないものの、2・3着に入ることもあり、荒れることも。
強い馬を軸に、中穴もしっかり押さえる馬券で挑みたいレースです。

ポイント2：枠順

スプリンターズステークスは中山競馬場・芝1200mで行われますが、枠の有利不利はそこまで顕著には出ていない傾向です。
強いて言えば、1枠・4枠・5枠は過去勝馬が比較的多く出ているので抑えたいポイント。
天気によっても馬場の有利不利が大きく変わるスプリント戦ですが、基本的に内枠の方が立ち回りしやすく距離ロスもないため、良いとされています。

ポイント3：前走のレース

スプリンターズステークスで好走している馬の前走のレースで圧倒的に多いのが、阪神・芝1200mで行われるセントウルステークス。
例年、セントウルステークス→スプリンターズステークスに出走する馬は多く、今年も人気になりそうなアグリや、優先出走権を手にしたテイエムスパーダ等が出てきます。
その他、前走がキーンランドカップや北九州記念の馬も好走している傾向もあります。
前走のレースが1200mの馬は比較的好走率が高いといえます。
前走がマイル（1600m）の馬だとペースが速く追走が大変なのかもしれません。
グランアレグリアのような驚異的な強さを持つ馬でない限りは、前走1200m以外から参戦の馬は少し割り引きしてもいいかもしれません。

マネー探検隊隊員的2023年のスプリンターズステークスの注目馬

ただの素人の予想のため、参考にならないかもしれません（馬券購入は自己責任でお願いします）が、マネー探検隊隊員・りん的に今年の注目馬を数頭上げていきたいと思います。
※2023年9月27日時点

今年の大注目はキーンランドカップで圧倒的な強さを見せたナムラクレアではないでしょうか。
牝馬でありながら、重いハンデをはねのけ勝ち切った強さに驚きました。
ナムラクレアは馬場状況や、競馬場を問わず、どこでも好走するタイプ。軸にぴったりですね。
そろそろGⅠのタイトルが欲しいところだと思います。
ずっとコンビを組む浜中騎手との息の合ったレースに期待したいですね。

2頭目は、セントウルステークスで今までと全く違う競馬をして2着だったアグリ。
去年から注目していたのですが、勝つならここかなと…いう充実度。
横山典弘騎手とのコンビ、セントウルステークスは負けて強しの内容でした。
先行力もあり、差し脚もあり、今度はどんな競馬をしてくれるのかすごく楽しみです。

3頭目は3歳牝馬からモズメイメイを。
葵ステークスのロケットスタートには笑ってしまいましたが、スタートが上手に決まれば侮れない1頭だと思っています。
武豊騎手とのコンビは3戦3勝と相性抜群、例年凱旋門賞の騎乗でスプリンターズステークスに出ることは少ない武豊騎手が、今年はこちらに騎乗となったら注目せざるを得ません。
番狂わせの存在になってくれるか、注目です。

最後に私の推し、メイケイエールについて。
春はもどかしい競馬が続き、馬自身が馬具にもなれてしまったのか、かみ合わない競馬が続いています。
しかしこれだけ重賞勝利をしている馬ですし、GⅠを勝つところも見たいです。
今回も応援馬券を買おうと思います。

それにしても今年は大混戦ですね。
買いたい馬が多すぎて馬券に非常に悩みます・・・枠順がでてからゆっくり考えたいと思います。

秋GⅠ初戦、10月からは東京競馬場も開催が始まります。
今年の秋は古馬3冠に名乗りを上げたダービー馬がいたり、皐月賞馬・ダービー馬がぶつかる菊花賞があったり、牝馬三冠がかかった秋華賞があったり・・・盛り上がること間違いなしですね。

競馬場も当日入場できる日も増えてきて、行きやすくなっています。
10月の初週、スプリンターズステークスを観戦してみてはどうでしょうか？
では、このあたりで。みなさんの楽しい競馬ライフをお祈りしています(/・ω・)/