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米国政策金利が利上げしたけれど、米ドル外貨預金の金利ってどうなの?
2023年08月13日
米国政策金利が利上げしたけれど、米ドル外貨預金の金利ってどうなの?

7月にFRBが0.25%利上げを決定、政策金利が5.25%~5.5%と22年ぶりの高水準となりました。また2023年4月にアップル社が米国でアップルカードユーザー向けに年4%以上の預金サービスを始めたことも記憶に新しいでしょう。

ひょっとして米ドルの外貨預金の金利って高いのでは?と思い、調べてみました。上位3位をランキング形式でお伝えします。(2023年8月13日現在)

米ドル普通預金の金利 Best3は?
米ドル定期預金の金利 Best3は?
取引前に外貨預金のメリット、デメリットを確認しよう

大手銀行の米ドル普通預金の金利が0.01%が多い中、上位はネット銀行で占められました。

第3位 住信SBIネット銀行

金利 0.5%
為替手数料(1通貨当たり、片道) 6銭

ただし提示する為替レートに含まれる

住信SBI銀行は、2023年3月に東証のスタンダード市場に上場したインターネット専業銀行です。外貨普通預金からSBI証券の外貨建て口座に入出金ができるので、SBI証券で米国株式やETFを取引している人には便利に使えます。注文方法もリアルタイム表示での注文や指値も可能です。

第2位 ソニー銀行

金利 0.7%
為替手数料 通常15銭(1通貨当たり、片道)

ソニー銀行といえば、このサイトでも何回がご紹介していますが、海外でそのまま使えるデビットカード「ソニーバンクウォレット」が有名です。
為替手数料は取引内容によって受けられる優遇プログラムによって変わり、米ドルの場合最大4銭まで下がります。また口座開設日を基準にその月の翌々月末日まで外貨購入時(対円)の為替コストが無料なので、外貨口座を開設したらすぐに預け入れるのが良さそうです。注文は成行、指値が可能です。

第1位 GMOあおぞらネット銀行

金利 0.8%
為替手数料 3銭(1通貨単位あたり、片道)

GMOあおぞらネット銀行の外貨普通預金は、30万円以上預け入れると、ATM出金手数料の無料回数やデビットカードのキャッシュバック率が上がる特典がもらえます。現在、初めて外貨預金を預け入れる人限定で、預入額に応じて最大3,000円もらえるキャンペーンを実施しています。

定期預金なので、1年預けた場合で比較しました。2位が2行あるので4位からのスタートです。

第4位 ソニー銀行

金利 5%
為替手数料 通常15銭(1通貨当たり、片道)

最低預入額 10万円以上

ソニー銀行の米ドル定期預金は、最低10万円(600米ドル)から利用できます。

第2位 SMBC信託銀行

金利 5.1%
為替手数料 1円(1通貨あたり、片道)

最低預入額 10万円相当額以上

SMBC信託銀行は「PRESTIA(プレスティア)」というブランドを展開、海外で使えるデビットカード「グローバルパス」が有名です。米ドルを含めた6通貨限定ではありますが、取引残高によってステータスが変わり、購入時の為替手数料も最大3銭まで下がります。また円資金から直接米ドル・1年の外貨定期預金をはじめると、初回満期日まで金利がさらに0.1%上乗せされます。

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第2位 住信SBIネット銀行

金利 5.1%
為替手数料 6銭(1通貨当たり、片道)

※ただし為替レートに含まれている
最低預入額 10米ドル以上

外貨定期預金の注文も、成行・指値から選べます。

第1位 SBI新生銀行

金利 5.3%
為替手数料 15銭(7銭 9銭)
最低預入額 10米ドル以上

SBI新生銀行は2021年12月に新生銀行がSBIグループに入って名称が変更しました。為替手数料は取引内容や残高によって受けられる優遇サービスによって、最大9銭まで下がります。

外貨預金の基本は、円を外貨に交換して預け入れます。
最大のメリットは、円預金より金利が高いということです。しかし為替レートが預けた時より円高になると、高金利だけではカバーできず、資産が目減りする可能性があります。また銀行によって為替レートは異なりますし、外貨交換時に為替手数料が別途かかるケースもあります。
今回は米ドルについてまとめましたが、ユーロや豪ドルなど、通貨によって金利は違いますので、どの通貨で取引するか、その場合のコストや費用はいくらなのか、複数の銀行で比較するといいかもしれません。

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