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株式投資
日本株に投資するのにベストなネット証券は?~取引手数料比較
2023年05月29日
日本株に投資するのにベストなネット証券は?~取引手数料比較

1023年5月には1年8カ月ぶりに3万円の大台を突破した日経平均ーー。その後も勢いは衰えずバブル後最高値もあっさり更新、なんと33年ぶりの高値水準にまで回復してきていますね。

そこで今回は日本株の現物取引に投資をするならどのネット証券がベストなのか?

最新の手数料体系をシンプルにかつ明快に比較してみました。

手数料体系は2プラン
その①【約定金額ごとのプラン】
その②【1日定額のプラン】
各社のプランごとの手数料体系
あなたにベストなネット証券は?
ポイント① もしもあなたが25歳以下なら…
ポイント② 1日トータルの取引額が100万円以下なら…
ポイント③ 1日の取引回数が1、2回までなら…
まとめ

手数料体系は2プラン

日本株の現物取引の場合、ネット証券各社のほとんどは下記の2コースの手数料プランを用意しています。

その①【約定金額ごとのプラン】

こちらのコースは取引1回ごとに、約定金額に応じた手数料金額が徴収されるプランです。

例えば10万円、50万円、100万円、300万円以内、といった具合に約定金額ごとに取引手数料が決められていて、約定金額が大きくなるほど取引手数料も高くなる仕組みです。言ってみれば、最も定番の手数料プランです。

その②【1日定額のプラン】

こちらは1日ごとのトータルの取引金額に応じて、取引手数料金額が徴収されるプランです。

その日に何度取引しようとトータルの取引金額が100万円までなら〇〇円、300万円までなら〇〇〇円といった具合に手数料金額が決められています。

デイトレーダーなど、1日の取引回数がとにかく多い人は、間違いなくこちらのプランの方がお得になりそうです。

各社のプランごとの手数料体系

今回は下記の主なネット証券9社の手数料体系をプランごとに調べてみました。

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券
岡三オンライン証券
GMOクリック証券
DMM.com証券
SBIネオトレード証券

■約定金額ごとのプランの手数料(税込)一覧

※松井証券の場合、約定金額ごとのプランがないためブランクとしています。

ざっと見比べると、いわゆるネット証券大手3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)は横並びとなっており、いずれもなかなかリーズナブルな手数料体系になっています。とはいえ最安なのは、SBIネオトレード証券、あるいはDMM.com証券であることがわかります。

では1日定額プランの方はどうでしょう? 

1日定額プランの手数料(税込)一覧

※DMM.com証券の場合、1日定額プランがないためブランクとしています。

ざっと見てみるとトータルで100万円までなら何度取引しても手数料0円の証券会社が何社もあることが分かります。これはおトクです。

もっとも100万円を超えると約定金額ごとのプランよりも割高になっていくのが特徴です。

あなたにベストなネット証券は?

さて、ではあなたにとって最もおトクなネット証券は結局どこなのか?

ポイントは以下の3つの視点で整理してみることです。

ポイント① もしもあなたが25歳以下なら…

じっくりと検証するまえに、そもそもあなたが25歳以下だったなら…選択肢は大きく絞られてきます。

なぜなら25歳以下なら、日本株の現物取引の取引手数料が実質0円というネット証券がいくつも存在するからです。

例えば上記で比較したネット証券9社の中では、2023年5月現在、下記の6社がこのサービスに対応しています。

SBI証券
auカブコム証券
松井証券
岡三オンライン証券
DMM.com証券
GMOクリック証券

なかでもGMOクリック証券に至っては25歳以下とはいわず27歳以下であれば取引手数料無料というサービスを実施しています。

従いまして25歳以下の人ならまずはこの6社から、あるいは26歳、27歳の人ならGMOクリック証券で日本株を始めるのが少なくとも取引手数料という観点からは正解ということになります。

ポイント② 1日トータルの取引額が100万円以下なら…

続いて検証したいのは、みなさんの1日当たりのトータルの取引金額です。

1日当たり何度取引をしたかは関係なく、とにかく多くても合計100万円には満たないというのであれば、迷わず1日定額プランで100万円まで実質0円のネット証券を選べばいいいということになります。

一覧表にある通り、上記の9社の中では下記の6社がこのサービスに対応しています。

SBI証券
楽天証券
auカブコム証券
岡三オンライン証券
GMOクリック証券
SBIネオトレード証券

ポイント③ 1日の取引回数が1、2回までなら…

さて、ポイントの3つ目です。ここからは1日定額プランか?、をれとも約定ごとのプランか?、選択が難しくなってきます。

改めて整理をすると28歳以上で、1日に100万円を超えて取引するなら約定ごとのプランも検討する必要が出てきます。なぜなら100万円を超えて取引する場合は、約定ごとのプランの方が1回あたりの手数料は安くなっていくからです。

というわけで、1日当たりの取引回数が1回以下なら、ほとんどのネット証券で約定ごとのプランの方が有利になります。

ところが2回以上になると微妙になるので、どの会社のどのコースがトクなのか?細かく計算する必要がでてきます。

このあたりについては、みなさんの普段のトレードスタイルに即して各社の手数料体系を見比べてシミュレーションしてみるといいでしょう。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

今回は日本株の現物取引の手数料にスポットを当てて、ネット証券各社の手数料体系を比較検討してみました。

あなたにベストなネット証券は見つかりましたでしょうか?

もっとも日本株に投資をするうえで、取引手数料体系だけが本当にあなたにベストなネット証券を決める基準になるとは限りません。

取引アプリの使い勝手に良さや、チャートの見やすさ、相場情報の充実度など、ほかにも重視すべきポイントはまだまだたくさんあるはずです。

そのへんはまた別の機会にというわけで、次回以降も乞うご期待!!

ヒロミン
ヒロミン

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