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「SBI」って付く投資関連の会社って何が違うの?
2022年11月30日
「SBI」って付く投資関連の会社って何が違うの?

「SBI」と聞くと、ネット証券大手の「SBI証券」が思い浮かびますが、それ以外にもさまざまな投資サービスを提供している会社があります。

SBIグループの投資関連企業(2022年11月末時点)
各社が取り扱っている商品は?
「SBI」で「日本株取引」を比較してみた
「SBI」で「FX」を比較してみた
「SBI」で「投資信託」を比較してみた
NISAやiDeCoに対応しているのは?
まとめ
各社の得意分野のイメージ

本記事には一部、アフィリエイト広告を含みます。


SBI証券
●SBIネオモバイル証券(2023年1月よりSBI証券と合併)
●SBIネオトレード証券
●SBI FXトレード
●SBI VCトレード
●FILIO(SBIとはついていませんが2021年8月末よりグループ傘下に)
ほか、SBIアートオークションなど

同じような商品を扱っていることもあるので、どういった違いがあるのか整理していきましょう。
※合併予定のSBIネオモバイル証券は省略します。

SBI証券 SBIネオトレード証券 SBI FXトレード SBI VCトレード FOLIO
日本株 × × 〇(テーマ投資)
外国株 × × × 〇(ETF)
投資信託 × × ×
外貨建MMF × × × ×
債券 × × × ×
FX 〇(通常/積立) × 〇(通常/積立) × ×
BO × × × ×
先物・オプション × × ×
CFD 〇(取引所) 〇(店頭) × × ×
eワラント × × × ×
金・銀・プラチナ × × × ×
暗号資産取引 × × 〇(証拠金) 〇(現物/証拠金) ×

やはり日本株やFXなど、一部の取扱い商品が重複しているようです。
そして取扱商品が最も多いのは「SBI証券」でした。

では重複している金融商品には、どのような違いがあるのでしょうか?
日本株、FX、投資信託で比較をしてみましょう。

日本株取引を扱っているは、以下の3社です。

SBI証券取扱商品数が多く、取引ツールや情報ツールも豊富です。NISAなどの税制優遇制度にも対応しています。
●SBIネオトレード証券:旧ライブスター証券です。とにかく株取引の手数料メリットが大きく、取引条件にもよりますがSBI証券よりも安価に取引できる場合が多いです。
●FOLIO:個別株での投資ではなく、テーマごとにFOLIOが定めた株をパッケージで購入する方式です。

SBI証券 SBIネオトレード証券 FOLIO
取引手法 現物取引、信用取引、
PTS取引、IPO/PO、貸株、
立会外分売/立会外トレード、
単元未満株、テーマ投資など
現物取引、信用取引、
IPO(新規上場)、
立会外分売など
テーマ投資
個別株以外
の取扱銘柄
ETF/ETN、REIT、
ライツ・オファリング、
インフラファンドなど
ETF/ETN、REIT、
優先出資証券、
ベンチャーファンド、
カントリーファンド、
インフラファンドなど
なし
その他 ●取引手数料は業界最安水準
<スポット手数料(税込)>
 現物:55円~
 信用:99円~
●Tポイント、Pontaポイント、
 dポイント、JALマイルがたまる
 (現物スポット取引)
●手数料はSBI証券よりも
 安いことが多い
<スポット手数料(税込)>
 現物:50円~
 信用:0円
<スポット手数料(税込)>
売買代金の0.55%
※最低取引手数料は55円

FXを扱っているのは、SBI証券、SBI FXトレードの2社。

やはりFXを専門に提供しているSBI FXトレードが最も商品性もスペックも高かったです。

SBI証券 SBI FXトレード
通貨ペア 全28通貨ペア 全34通貨ペア
取引手数料 無料 無料
ドル円スプレッド 市況状況により、大きく変動しています。詳しくはHPへ
取引通貨量(回) 1,000~1,000万通貨(通貨による) 1通貨~1,000万通貨(通貨による)
その他 ●低レバレッジの積立FXがある ●積立FX、オプションFXといった
 商品バリエーションがある

投資信託を扱っているのは、SBI証券とSBIネオトレード証券の2社です。

こちらに関しては、スペックとしてはほぼ同等のため、取り扱い商品数が多く、ポイントの貯まるSBI証券の方が先々を考えると利便性が高いのではと考えます。

SBI証券 SBIネオトレード証券
●取引手数料は原則0円
●取り扱いは2,697本
●最低100円から取引が可能
●つみたて可能
●Tポイント、Pontaポイントで取引ができる
●Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、
 dポイント、JALマイルがたまる
●取扱手数料は原則0円
●取り扱いは10本
●最低100円から取引が可能
●つみたて可能

NISAやiDeCoを検討している人も多いと思います。
また、取引やお問合せチャネルも口座を開ける前に知っておきたいポイントです。
そこで商品以外のサービス面を比較してみましょう。

SBI証券 SBI NT証券 SBI FXトレード SBI VCトレード FOLIO
iDeCo 対応 非対応 非対応 非対応 非対応
NISA 対応 対応 非対応 非対応 非対応
つみたてNISA 対応 対応 非対応 非対応 非対応
取引チャネル PC/SP/電話※
※電話は一部商品
 のみ
PC/SP
※株式のみ、緊急時
 の電話注文も可能
PC/SP PC/SP PC/SP
サポート体制 メール/チャット
/電話
メール/電話 メール/チャット
/電話
メール/チャット メール/電話

オンラインをベースにしたサービスでも、電話などのサポートも設定していると困ったときに助かりますよね。

各社とも強みが違うので、自分が取引したい投資商品を中心に選びましょう。
特にない場合には、なんでも揃うSBI証券がベターかも知れません。

SBI証券投資信託を取引したいときや、何から始めようか迷ったときはここ
SBIネオトレード証券:とにかく株取引をしたい人はここ
SBI FXトレード:FXや暗号資産を効率よく取引をしたい人はここ
SBI VCトレード:暗号資産を現物で取引したい人はここ
●FOLIO:銘柄選びが面倒で、おまかせで投資をしたい人はここ

もちろん取引してみたい特定の商品がある場合は、他の証券会社も含め幅広く検討してみましょう。

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ぱん
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