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FX/CFD
CFD投資の命運を分ける業者選択
2023年05月07日
CFD投資の命運を分ける業者選択

株価や商品、指数に連動して動くCFD。FX同様に証拠金取引で小額からレバレッジをかけた投資が可能、買いだけでなく売りからも注文できるなど非常に便利な金融商品ですが、どの業者でCFD口座を開設するかによって、投資成功の可能性は大きく左右されるようです。

CFDと連動元の原資産の価格はズレる!?
堀江さんがGMOクリック証券を選ぶ理由

先月4/27、CFD投資において由々しき事態が起こりました。当日のナスダック100先物の価格と、ナスダック指数に連動する一部業者のCFD価格にズレが発生し、それによって意図していないポジションを持ってしまったトレーダーが続出したようです。元機関投資家トレーダー・堀江さんがこの原因について4/30のyoutube動画で解説してくれました(9:16頃から)。

堀江さんの動画によると、4/27はナスダック100先物チャートが4/4の高値を超えるかどうか瀬戸際のところで、非常に重要な局面にあったとのこと。結局ナスダック100先物は4/4の高値を超えらないままNY市場は取引時間を終えたのですが、なんと、一部の業者のナスダック連動型CFDは4/4の高値を超えて上昇していたそうです。堀江さんが使用しているGMOクリック証券のナスダック100連動型CFD(米国NQ100)は原資産同様に4/4の高値は超えなかったとのこと。

ナスダック100に連動する仕組みのCFDなのに、業者によって4/4の高値を超えているものと超えていないものが存在してしまったわけです。本来であれば原資産であるナスダック100先物の価格が4/4の高値を超えていなければ、それを模倣して動くCFDも高値を超えてはいけないはずです。しかし、残念ながらこうした価格のずれはたまに起こる現象のようで、堀江さん曰く、トレードの観点から考えると、これは非常に問題であるとのこと。

例えば、前回の高値を超えたら上昇トレンド入りと考えて買い、という戦略でCFDトレードしている人はどうなってしまうのか。ナスダック100先物が4/4の高値を超えたら買おうと思って注文を入れていた人は、連動元であるナスダック100先物が4/4の高値を超えていないのに、CFDだけ超えてしまったため、買いの約定がついてしまったことになります。本来は買いたいと思っていないにもかかわらず、買わされてしまうという結果が起こってしまうわけです。この後、翌週にはナスダック100先物は上昇して4/4の高値を上回りましたが、もしナスダック100先物が下落していたら、買いたくないものを買った上に評価損まで抱えるという最悪のケースになっていたかもしれません。

堀江さんによれば、業者によってCFDの値動きは微妙に変わるため、2年間様々な業者を試した結果、ナスダック100などの原資産に最も忠実に連動するCFDを提供するGMOクリック証券を利用するようになったそうです。CFDトレーダーにとって、連動元の値動きを精密にトレースしてくれるCFDを提供してくれることが最も重要なポイントですね。

GMOクリック証券はCFD取引手数料が無料であることも大きなメリットです。他の業者では取引手数料を取るところもあり、ロットが大きい取引の場合、手数料もかなり高額になってしまいますので、取引手数料無料は魅力的です。また、株価指数CFDの取引で日々金利を徴収される業者もありますが、GMOクリック証券の株価指数CFDでは金利徴収がありません。堀江さんが吟味して選んだ業者だけあって、GMOクリック証券はCFDトレーダーにとって有利な条件で取引できる会社だと思います(ワタヤンも利用しています)。

今回はCFD投資の思わぬ落とし穴、業者によって値動きが変わってしまうリスクについて紹介しました。ベストな条件の業者を選ぶことで、戦略的なトレードを実現したいですね。

ワタヤン
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