- 長距離馬大混戦!3年ぶりの京都競馬場開催 2023年天皇賞・春の注目馬は?
- 2023年04月14日
競馬大好き、マネー探検隊のりんです。
桜花賞・皐月賞が終わり、4月のクラシック戦線が終わりました。
今年はどちらのレースも豪快な差し切り勝ちで非常に見てて興奮するレースでしたね。
さて、クラシック戦線がひと段落したあとのGⅠといえば・・・
そう、天皇賞・春です。今年は改修が終わった京都競馬場で3年ぶりに天皇賞・春が開催されます。
天皇賞・春がどんなレースか、過去10年のレース傾向、個人的な今年の注目馬などを紹介していきたいと思います。
天皇賞・春とはどんなレース?
天皇賞・春は4月最終週もしくは5月最初の週に開催されるJRA(日本中央競馬会)のGⅠレース。
京都競馬場・芝3200mが舞台です。
昨年までは京都競馬場回収に伴い、阪神競馬場で開催されていた天皇賞・春。
京都競馬場での開催は3年ぶりです。
JRAが開催するGⅠの中で一番距離の長いこのレースは、施行された1939年当時から距離が変わらず、芝3200mのままです。
定量レースのため、負担重量(斤量)は全馬58kg(牝馬は2kg減)で、4歳以上の牡馬・牝馬が対象です。
2017年からは、その年に行われる「大阪杯」、「天皇賞・春」、「宝塚記念」の3競走を全て優勝した馬に褒賞金が贈られます。
上記3レースはJRA公式用語ではありませんが、競馬ファンの間では春古馬三冠とも呼ばれます。
本レースの正式名称は「天皇賞」ですが、JRAでは天皇賞・秋の距離が短縮された1984年から「天皇賞・春」と表記しています。
天皇賞・春の過去10年のレース傾向
2013~2022年の天皇賞・春の結果から、馬券の傾向を3つのポイントで考えてみます。
ポイント1:馬の人気
天皇賞・春では、過去10年のデータを見ると、圧倒的に2番人気の馬の勝ちが多く、なんと勝率50%。
10頭のうち5頭の勝利馬が2番人気でした。
昨年優勝したタイトルホルダーも2番人気でしたね。
1番人気の馬の勝率は30%、複勝率まで広げると60%と、比較的人気馬が人気通りに好走するのが天皇賞・春といえるでしょう。
長距離は適正が出やすいので、人気になった馬が好走しやすいのかもしれませんね。
ポイント2:枠順
天皇賞・春は2021、2022年と阪神競馬場で実施されていました。
今年から3年ぶりに京都競馬場に戻りますが、枠を見るとどちらの競馬場でも1枠・8枠の馬が他の枠に比べ少し勝ちが多い傾向にあります。
1枠は過去10年で3頭、8枠は過去10年で2頭の勝馬を出しています。
長距離はポジションが命なため、極端な枠は嫌われそうなものの、実は最内・大外の馬は比較的好走しているのが不思議です。
極端な枠は腹を括ってポジションを取りにいかざるを得ないため、ジョッキーの好騎乗に繋がるのかもしれませんね。
ちなみに複勝率は4枠が圧倒的に良い傾向にあります。
ポイント3:馬の年齢
過去10年の天皇賞・春の結果を見ると、5歳馬が5頭、4歳馬が4頭の、6歳馬が1頭勝利をあげています。
身体の充実してきた5歳馬が強さを見せるか、菊花賞を走りノリに乗っている4歳馬が勢いのままに勝ち切るのが例年のセオリーと言えます。
今年は強い5歳馬筆頭のタイトルホルダーと、勢いのある4歳馬ジャスティンパレス・ボルドグフーシュ、昨年の菊花賞馬アスクビクターモアが出るので、どんな名勝負を繰り広げてくれるのか今から楽しみです。
マネー探検隊隊員的2023年の天皇賞・春の注目馬
ただの素人の予想のため、参考にはならないかもしれません(馬券購入は自己責任でお願いします)が、マネー探検隊隊員・りんの今年の皐月賞注目馬を数頭上げていきたいと思います。
※2023年4月27日時点
今年の天皇賞・春の主役と言っても過言ではないでしょう、タイトルホルダーをまずは上げたいと思います。
昨年の天皇賞・春は空馬(落馬してそのまま走ってしまったシルヴァーソニック)の影響があったとはいえ、逃げて最後の直線でまた突き放す、なんとも強い競馬をしたタイトルホルダー。
今年の日経賞でも圧勝したことから、これは天皇賞・春の最有力候補ではないでしょうか。
昨年とは違い、京都競馬場になっても大崩れはしないのではないかと思います。今年も逃げ切り勝ちが見られるのか、天皇賞・春、連覇なるか・・・とても楽しみです。
次に今年の阪神大賞典の勝馬、ジャスティンパレスをあげます。
昨年の菊花賞こそ3着で上位2頭(アスクビクターモアとボルドグフーシュ)とは差があるかなと思っていたのですが、阪神大賞典を見てびっくり。すごい成長力です。
長距離も得意な名手・ルメール騎手とのコンビなのも非常に心強いですね。器用な馬かつ、京都競馬場はディープ産駒の庭ともいわれているので、期待したいです。
最後に1頭、昨年の菊花賞馬アスクビクターモアにもとても注目しています。
レコード決着の菊花賞、前がハイペースで逃げ2番手につけてから、4角で早くも先頭に立ち、最後自力で逃げ切った・・・そんな地獄のようなレースを制したのは昨年の三冠レース皆勤賞・ダービー3着のこの馬でした。
正直ゴールの瞬間、あまりの強さに驚きましたし、ボルドグフーシュとのハナ差は差こそ小さいものの、すごく大きな力の差だったと思っています。
前走の日経賞は出遅れで全く自分のレースをしていませんでしたが、今回はきちんとスタートを出して何とか良いレースをしてほしいです。
この馬が強いところを再度見たいと願ってしまいますね。すごく楽しみです。
今年は強い長距離馬がたくさんいて、どんな伏兵が馬券内に入ってもおかしくないと思っています。
長距離戦線が盛り上がるのはすごくわくわくしますね。
競馬に興味がある方は、GⅠが盛り上がるこの時期にぜひ観戦してみてはいかがでしょうか。
みなさんの楽しい競馬ライフをお祈りしています(/・ω・)/
- りん
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