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猫俳句で目指せ賞金10万円!第五回猫俳句大賞募集スタート
2023年06月15日
猫俳句で目指せ賞金10万円!第五回猫俳句大賞募集スタート

猫をテーマにした俳句をつくって、大賞に選ばれれば賞金10万円!準賞にも5万円の賞金が贈られる猫俳句大賞。奥が深いといわれる俳句ですが、猫愛があれば初心者にもチャンスは十分アリ!?

初心者でも受賞しやすい俳句コンテスト
大賞受賞者に学べ!こんな猫句はNG

初心者でも受賞しやすい俳句コンテスト

小説、エッセイ、シナリオ、童話…世の中には懸賞金が出る様々な文芸コンテストがありますが、原稿用紙数十枚などの条件はかなりハードルが高く、挑戦する前に心が折れます。そこでお薦めなのが俳句や川柳などの「短詩(短い詩)」型のコンテストです。575の短い俳句・川柳なら、頑張ればつくれそうな気がしませんか?

直近の第四回猫俳句大賞は9787句が集まりました!

なかでも「猫俳句大賞」は、猫をテーマにした俳句を募集、というシンプルにして親しみやすいコンテストなので、俳句初心者でも参加しやすいと思います。審査は俳人の堀本裕樹氏とゲスト審査員によって行われますが、ゲスト審査員は第一回が町田康氏、第二回が新井素子氏、第三回が角田光代氏、第四回が村山由佳氏といずれも小説家が担当しており、プロ俳人以外の愛猫家の視点で作品が選ばれる可能性が高いです。つまり、熱い猫愛があれば、俳句ビギナーにも受賞のチャンスがあるということ!2023年6月1日から募集を開始した第五回のゲスト審査員は保坂和志氏が担当。今回も小説家が起用されました。

気になる懸賞金は大賞が10万円、準賞が5万円。佳作にも1000円分のクオカードがもらえます。575の短い言葉で10万円をゲットできたら最高ですね。第五回猫俳句大賞では、さらに副賞として猫用爪とぎベッド「バリバリボウル」が進呈されるそうです(大賞、準賞のみ)。

大賞受賞者に学べ!こんな猫句はNG

第四回猫俳句大賞で見事大賞をゲットしたのは、こんな句でした。

老猫のまばたきふかき春の宵 青木りんどうさん

審査員の堀本裕樹氏曰く、「老猫の今まで辿ってきた生き様が『まばたきふかき』の一つの動作に象徴されているようだ。そして『春の宵』の季語から『春宵一刻値千金』の諺が連想される。春の夜は趣深く、そのひと時は千金の価値があるという意味だが、長く生きてきた猫が、この春のひと時を慈しんでいるような『ふかきまばたき』に見えるのだ。静かに際立つ老猫の存在感」と絶賛。

ほかにも、

・頑なに食わず癒えたり冬の猫 あいむ李景さん

・猫ごきげんぢやんごきぶりばらばらぢやん 彼方ひらくさん

・秋の夜や動画の猫を撫でてみる 船橋昭彦さん

・すれ違ふ白猫の背にかなぶんぶん くま鶉さん

などの作品が入選となりました。

普段俳句に触れる機会がなくても、句の中に猫が入っていると、ぐっと親しみやすくなり、情景がはっきり浮かんでくるような気がしますね。

猫俳句をつくる上での注意点は、①猫についての句であること、②季語が入っていること、③575の17音でつくること、などがあげられます。季語がない無季俳句や、575のリズムではない自由律俳句も禁止ではありませんが、初心者はうかつに手を出さないほうが賢明です。

そして、猫俳句をつくる前に、審査員・堀本裕樹氏のyoutubeを観ることをお薦めします。

「角田光代さんと猫俳句対談!大好きな猫句、ありがちな猫句は?」という動画で、ずばりNGの猫俳句について語っています。

堀本氏によれば、「類想類句、同じような発想でつくられた同じような句がたくさん届くが、そういった句では受賞は難しい」とのこと。例えば、最近の猫俳句では「猫パンチ」、「ニャンニャン(鳴き声)」といった言葉が入った俳句の応募が多いそうなので、そういった言葉は避けたほうが良さそうです。

他にも、「猫俳句は猫の可愛さを詠んだものが多いですが、可愛さを超えた発見や深さを感じさせる句がみたい」と堀本氏。短くても、やはり奥が深い俳句、そう簡単に大賞はとれないかもしれませんが、1人何句でも送って良いルールなので、チャレンジしてみる価値はあると思います。これがきっかけで俳句を趣味にできたら、素敵ですね。 猫俳句大賞の応募期間は6月1日から11月30日迄。猫俳句大賞公式サイトから投句できます。賞金10万円ゲットを目指して、気軽に挑戦してみてください!

猫俳句大賞公式サイト
https://nekohaiku.com/

ワタヤン
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