- 主なクレジットカードの海外事務手数料を比較
- 2025年09月08日

世界的にもキャッシュレス文化が進み、海外旅行でクレジットカードを使う場面が増えました。
以前は、スキミングなどが不安視されていましたが、最近はタッチ決済も広まり、より使いやすくなった印象です。
その一方で、やはり気になるのは海外利用時の事務手数料。
最近、各社ともこの手数料をどんどん引き上げています。
今回は、2025年9月時点のクレジットカードの海外事務手数料やキャッシングの利息を比較してみたいと思います。
- クレジットカードの海外事務手数料とは
- 主なクレジットカードの海外事務手数料一覧
- 海外キャッシングでかかるコストは?
- 主なクレジットカードのキャッシングに掛かる利息一覧
- Sony Bank WALLETで海外事務手数料を0円にする
- Sony Bank WALLETとは
クレジットカードの海外事務手数料とは
海外事務手数料とは、海外でクレジットカードで買い物をした際に際にかかる手数料です。
カード会社が設定する為替レートに応じた金額に上乗せされるので、現地で計算した金額よりも多い金額を請求されることが一般的です。
また、国際ブランドカードの設定したものとは別に、カード発行会社によってかかる場合もあるので、要注意です。
主なクレジットカードの海外事務手数料一覧
主なクレジットカードの海外事務手数料を調べてみたところ、国内で強そうな「イオンカード」と、ハワイやグアムに強い「JCBカード」が安価であることが判明しました。
カードブランド | 年会費 |
海外事務 手数料 |
|
---|---|---|---|
イオンカード |
VISA/Master /JCB |
無料 | 1.60% |
JCBカード | JCB | 無料 | 1.60% |
三菱UFJカード | Amex | 無料 | 2.00% |
JCB | 2.04% | ||
VISA/Master | 3.85% | ||
アメックスカード | Amex | 13,200円 | 3.50% |
楽天カード |
VISA/Master /JCB/Amex |
無料 | 3.63% |
三井住友カード | VISA/Master | 1,375円* | 3.63% |
セゾンカード インターナショナル |
VISA/Master /JCB |
無料 | 3.85% |
PayPayカード |
VISA/Master /JCB |
無料 | 3.85% |
dカード | VISA/Master | 無料 | 3.85% |
エポスカード | VISA | 無料 | 3.85% |
*ナンバーレスの場合は無料
ベーシックなカードで調査しましたが、ゴールドやブラックなどのカード種別が異なった場合も、多くのクレジットカードが、海外事務手数料については同様の条件のようです。
海外キャッシングでかかるコストは?
海外でのクレジットカードのもう一つの利用方法として、キャッシングがあります。
国際カードブランドが対応するATMなどで、クレジットカードを利用して現地の現金をキャッシングする(引き出す)方法です。
キャッシングになりますので、返済するまでに利息は発生しますが、両替所などを利用するよりもレートなどが有利になることが多いです。
一方で、近年はスキミングが巧妙化していますので、ATMを利用する際には不審な点が無いかを良く確認してみましょう。
コンビニなどでも挿入式の機械やPINの入力が必要なものは注意が必要そうですね。
ちなみに、私はスキミング対策の一つとして、現地で使えるQRコード決済なども日本のスマートフォンで導入ができそうであれば、利用しています。
主なクレジットカードのキャッシングに掛かる利息一覧
キャッシングの利息は、基本的に国内外で差は無いようです。
借り入れ条件に差はあるようですが、なんとここでも「イオンカード」と「JCBカード」はキャッシングの利息が安価です。
ほか、「セゾンカード」も条件に応じて非常に安価に借り入れができます。
カードブランド | 年会費 |
海外キャッシング 利息(年率)*1 |
|
---|---|---|---|
セゾンカード インターナショナル |
VISA/Master /JCB |
無料 | 2.8~18.0% |
イオンカード |
VISA/Master /JCB |
無料 | 7.8~18.0% |
JCBカード | JCB | 無料 | 15.0~18.0% |
三菱UFJカード | VISA/Master | 無料 | 17.95% |
JCB | |||
Amex | |||
楽天カード |
VISA/Master /JCB/Amex |
無料 | 18.0% |
三井住友カード | VISA/Master | 1,375円*2 | 18.0% |
PayPayカード |
VISA/Master /JCB |
無料 | 18.0% |
dカード | VISA/Master | 無料 | 18.0% |
エポスカード | VISA | 無料 | 18.0% |
アメックスカード | Amex | 13,200円 | サービスなし |
*1 1回払いの場合
*2 ナンバーレスの場合は無料
Sony Bank WALLETで海外事務手数料を0円にする
ここまで海外でクレジットカードを利用する際の主なコストをご紹介してきましたが、「Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)」を利用することで、海外事務手数料をぐっと押さえることができます。
Sony Bank WALLETとは
Sony Bank WALLETは、VISAの決済機能付きのデビットカード(ソニー銀行のキャッシュカード)です。
デビットカードのため、基本的に銀行に入れた金額分が利用できる上、現地の通貨での預け入れ*がある場合は、海外事務手数料が無料になります。
*日本円で入金し、自分のタイミングで外貨に両替ができます。
詳しくはこちら
また、現地のATMでの引き出しも可能です。
ATM利用料は1.79%(現地通貨での預け入れが無い場合は、別途為替手数料)なので、クレジットカードの海外キャッシングよりもお得です。
あえてデメリットを言うとすると、
●対応している通貨が10通貨のみ
●日本円での預け入れしかない場合、為替レートの変動が決済時からずれる
●デビットカードのため、利用できない場面が稀にある
点ですが、予め準備ができていれば、非常にお得に利用ができます。
以下に、ヒヨコマメさんの体験談の記事も貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
- ぱん
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