- 小額で株投資を始めたい人必見! 1株から株投資ができる単元未満株とは?
- 2022年06月01日
株投資、興味はあるけど、お金がかかりそう。
どんな会社を選べばいいのかわからない。
お金がたくさん必要そう・・・そんな不安を抱えて株投資に一歩踏み出せない人、いませんか。
そんな方にぜひ知ってもらいたいのですが、実は1株から株投資ができる方法があります。
本記事では1株から株投資を始められる「単元未満株」について紹介したいと思います。
そもそも株投資はどの程度お金が必要なのか
株投資は基本的に、1単元という売買単位を使って取引を行います。
現在日本では、1単元=100株に統一されており、株を買うときの最低購入単位である1単元(=100株)から株を購入をすることができます。
そのため、株価1,000円の企業の株を1単元購入する場合は、1,000円×100株で10万円の資金(+手数料や諸経費)が必要となるのです。
2022年5月31日の終値(15:00時点)を見ると、日本で一番高額な株価の企業は東証プライムに上場している株式会社ファーストリテイリングで、株価は61,950円(※)。
1単元買う場合は6,195,000円必要です。
一般的なビジネスマンの感覚だと、株投資の第一歩にするには少しハードルが高い印象です。
※Yahoo!ファイナンス参照
1株から株投資ができる!単元未満株とは
いきなり1単元の株を買うのは少し不安、そこまでの資金を準備するのは難しいという投資初心者に知ってもらいたいのが「単元未満株」。
単元未満株とは、1単元(=100株)以下で取引ができる株のこと。最小単位1株から投資ができます。
1株から売買ができるということは、株価1,000円の企業の株を購入する場合、1,000円(+手数料や諸経費)の資金で取引をスタートできます。
取り扱いしている証券会社は限られていますが、少ない資金で株投資ができるので、お試し感覚で株を買ってみたい人と考えているにも始めやすい水準でしょう。
単元未満株のメリット/デメリット
3つのメリット
①小額で取引ができる
単元未満株は1株であれば、買いたい企業の株価+手数料で取引ができます。
1単元だと資金面から手が出しづらいような企業の株も、1株であれば購入しやすくなります。
②分散投資や積立投資がしやすい
メリット①に記載の通り、小額から取引ができるため、さまざまな企業の株を1株ずつ売買することももちろん可能です。
異なる銘柄を複数取引することで分散投資となり、リスクも分散できます。
また、同じ銘柄を毎月少しずつ積み立てて購入がしやすい点もメリットと言えます。
株価は日々変動があるため、毎月少しずつ購入することで購入コストが均一になり、一度に1単元購入する場合よりも株価の変動を受けづらくなります。
③保有数に応じた配当が受けられる
単元未満株は保有数が少なくとも、持っている株数に応じた配当が受けられます。
もちろん1単元保有している状態と比べれば受けられる配当金は少なくなりますが、小額で購入した株でも配当が受けられるのは嬉しいですね。
3つのデメリット
①相対的に見て手数料が割高になりやすい
単元未満株は取り扱っている証券会社にもよりますが、手数料が単元株と比べると高めに設定されていることがあります。
1株を一度だけ購入する分にはそこまで気にならないかもしれませんが、継続的に取引したり、多くの銘柄を取引することで相対的に手数料が割高になりやすい点は注意が必要です。
②リアルタイムでの取引ができない
単元未満株は基本的にリアルタイムの取引ができません。
そのため、取引をしたいタイミングで成行注文をすることは難しく、狙った金額で株を購入できないことも。
取引のタイミングは前場と後場の開始直後(寄り付き)になるため、その点は注意が必要です。
③株主優待が受けられない
各企業の取り決めによりますが、多くの銘柄は1単元以上保有している場合に株主優待が受けられます。そのため、単元未満株(1~99株)では株主優待の対象になりません。
もし株主優待を受けたい場合は、1単元以上保有をするようにしましょう。
まとめ
単元未満株についてまとめてきました。
投資初心者や、資金は多く用意できないけれど株をやってみたい人は試してみたいサービスではないでしょうか。
今後の記事で、単元未満株を取り扱う証券会社一覧と、それぞれの特長をまとめる予定ですので、ご興味のある方はぜひそちらも読んでいただけたらと思います。
- りん
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