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ポテチに値上げの波が来る!<湖池屋編・2024年10月>
2024年07月16日
ポテチに値上げの波が来る!<湖池屋編・2024年10月>

2024年7月12日、湖池屋がポテトチップスを含む計29品の値上げを発表しました。実施は10月1日(または10月7日)出荷分から、容量減少も含めた価格改定率は約4〜14%が想定されています。
値上げラッシュの続く昨今なので仕方ないとは思いつつ、10月を迎えたら一体どうなってしまうのか、ポテチを愛する筆者は戦々恐々としています。
早めに心の準備をして値上げの衝撃に備えるべく、シミュレーションをしてみました。ポテチ愛好家の皆様のご参考になれば幸いです。

10月に値上げされる湖池屋の商品
実際どれくらい変わるの?シミュレーションしてみた
まとめ

10月に値上げされる湖池屋の商品

湖池屋には数々のスナックがありますが、今回値上げが発表されたのは【ポテトチップス、カラムーチョチップス、すっぱムーチョチップス、ドンタコス、スコーン、ポリンキー】の一部です。
本記事では「ポテトチップス」シリーズに限定して以下表にまとめてみました。

値上がりポテチ一覧

参考資料:湖池屋「一部製品の価格・規格改定に関するお知らせ」

①「価格改定」は単純に価格だけがアップ。
②「規格改定」はいわゆる「ステルス値上げ」で、価格はそのままに容量だけが減少。
③「価格・規格改定」は①と②の間のような形で、内容量を若干減らして価格を若干上げ、総合して実質4〜14%程の値上げとなるようです。

実際どれくらい変わるの?シミュレーションしてみた

「ポテチの中身が10g減る」「価格が14%上がる」と言われても実感として分かりづらい気がします。
そこで、湖池屋の製品を購入してシミュレーションしてみることに。一消費者として印象がどれくらい変わるのか体感してみました。

ポテトチップス(60g)のり塩

まずはシンプルに「価格アップ」の製品を探してみました。2024年7月の埼玉県内某所、全国チェーンのスーパーマーケットでの湖池屋ポテトチップス(のり塩・60g)の価格はこちら。

値上げ前が109円(税込117円)。
もちろんオープン価格なので明確には言い切れませんが、想定の改定率が最大14%ということは…

109円×114%=124円(税込136円)

高くて124円くらいでしょうか。個人的には他メーカーの製品と比較しても妥当な気がします。

サービスバッグ ポテトチップス のり塩(160g)

つづいては価格は据え置き・内容量が10g減る予定の製品です。コンビニ限定品とのことで同日に埼玉県内某所で探したところ、ようやく3店舗目で発見。

想像以上に大きな袋で存在感があります。
価格は298円(税込321円)。現時点ではほぼ同量の他社ポテチと比較するとかなり安価な値段設定です。
お値段据え置き・容量だけ160gから150gに変更、という点にイメージが湧きづらいので小型精密スケールで計ってみました。

湖池屋ポテトチップス のり塩のポテチ10gはこちら。

上の画像ではポテチ8枚です。大小の個体差はありますが、ポテチ1枚あたりは凡そ0.9~2.0gでした。
「8枚も減ってしまうのか」と思うとかなりの減少に思えてしまいました。しかし、よくよく考えてみると…

冷静に見て、いくらサービスバッグだからと言って160gはサービスのしすぎではありませんか?
画像では分かりづらいのですが、サービスバッグ160gの袋の厚みは凄まじく、横に並べた10gのポテチが微々たる量に思えます。
筆者としては、150gで価格据え置きならむしろ安いのでは、という気持ちになりました。

まとめ

価格や内容量を意識して購入してみると、「今までこんなに安く買えていたのか」という事実に改めて気付かされました。
実は、湖池屋はトップメッセージとして「スナック菓子の価値向上を目指して」を掲げるほど、ポテトチップスを始めとするスナック菓子の【価値】を重要視している企業です。
値上げのリリース記事を一読するだけで、品質と価格を維持するためにギリギリまで企業努力を続けてきたことが窺えます。

筆者の実感では、10月からの湖池屋の値上げはアリです。値上げしていいからこれからもおいしいポテチを作ってほしい。今後は一枚一枚をより大切に噛み締めて食べたいと思います!

おもち
西木理恵

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