トラリピ最強通貨ペア復活? 豪ドル/NZドル再び下落

トラリピに最適な通貨ペアのひとつとして人気を集めていた豪ドル/NZドル。ここ数か月は豪ドルがNZドルに対して強く上昇トレンドを形成していたため、レンジ相場で利益を狙うトラリピトレーダーのほとんどが含み損を抱えていましたが、10月に入って豪ドルが急落しています。豪ドル/NZドルのトラリピトレードに再びチャンスが訪れるのでしょうか。

豪ドルの上昇が止まった理由

インフレ抑制のため2022年5月に0.25%の利上げを行ったのを皮切りに、6~9月の4ヵ月連続で0.5%の大幅利上げを続けていた豪ドル。NZドルも5~9月の間に1.5%の利上げを行いましたが、豪ドルは同期間で2.25%の利上げを行っており、その差が豪ドル/NZドルのチャートにも表れていました。

豪ドルが強く、NZドルが弱い状況がここ数か月続いていましたが、10月に入るとこの状況に大きな変化が生まれました。きっかけは10月4日に行われた豪準備銀行(RBA)理事会の政策決定会合で市場の予想に反して0.25%の小幅な利上げが発表されたことです。これまで4カ月連続で0.5%の利上げが続いていましたが、10月で利上げペースが鈍化したことになります。


一方、翌日10月5日に開催されたニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策決定会合では政策金利0.5%引き上げが決まり、同日公開された議事要旨によれば0.75%の利上げも議論されたとのこと。英調査会社のキャピタル・エコノミクスは11月に0.5%、2023年2月と4月に0.25%ずつ利上げすると予測しており、利上げペースを鈍化させる豪ドルとさらなる利上げを見込みNZドルは豪ドル/NZドルの下落に拍車をかける可能性があります。

豪ドル/NZドル情報はここでチェック

豪ドル/NZドルはチャート面でも大きな変化が表れています。これまで90日移動平均線がサポートとなり、豪ドル/NZドルの下落をはね返してきましたが、10/18の下落でしっかり90日移動平均線を割り込んできました。今後も90日移動平均線を意識した動きになりそうですが、ファンダメンタルズだけでなくテクニカル分析でも豪ドル/NZドルの下落が示唆されていることは豪ドル/NZドルのトラリピトレーダーにとっては朗報ですね。


では、豪ドル/NZドルは当面どこまで下落するのでしょうか。豪ドル/NZはマイナーな通貨ペアなのでトレードに関する情報はあまり多くありません。こんな時参考にしたいのがマネースクエアのマーケット情報コンテンツです。豪ドル/NZのトラリピ戦略をおすすめしているマネースクエアでは、豪ドル/NZドルのテクニカル分析レポート、相場分析動画などオセアニア通貨ペアに関する充実のマーケット情報を提供しています。

10/20にアップされた動画では、マネースクエアのシニアアナリスト、八代和也氏が豪ドル/NZドルの下落の要因やテクニカル分析について解説。当面のレンジを1.09000~1.13000NZドルと予想していました。こうしたプロの分析を参考にトラリピ設定を調整してみるのも良いかもしれません。トラリピは狙った通貨ペアがレンジ内で乱高下してくれれば利益チャンスが拡大します。一方的な豪ドルの上昇が終わりを迎えつつある秋冬は豪ドルとNZドルの熱い綱引き合戦に期待したいです!