FOMC、CPI、雇用統計… 経済指標発表時の心構え

FOMCやCPIなど、経済指標発表時は株式/為替相場が大きく動きます。そんな時、皆さんはどう過ごしていますか。経済指標発表前後の情報収集の方法、投資行動について考えてみました。

経済指標発表前に準備したいこと

FOMCは日本時間で深夜3時、CPIや雇用統計は21時30分くらいに発表されますが、事前に行っておきたいのはポジションの整理です。特にFXやCFDの場合、多くのポジションを保有してレバレッジが高い状態のまま経済指標発表を迎えてしまうと、結果によって壊滅的な損失を被る場合がありますので要注意。「指標発表の結果に賭ける」といったギャンブルは極力避けるべきです。


経済指標発表の結果、どう動くかを想定しておくことも重要です。予想より良かった場合、悪かった場合、予想通りだった場合の三通りの動きをイメージしておくことで、発表後の相場の波に乗れる可能性が高まります。最近では、FX会社がyoutubeなどで経済指標発表にあわせたオンラインセミナーのライブ配信を行っており、著名なアナリストやファンドマネージャーなどがゲスト出演していますので、それを聴きながら経済指標発表を迎えるのが良いかもしれません。金融のプロフェッショナルが経済指標の意味やその効果について動画で優しく解説してくれますし、無料のものが多いので、ぜひ利用してみてください。

経済指標結果をいち早く知るには

先ほど紹介したFX会社のライブ配信では経済指標発表のカウントダウンを行っており、ほぼリアルタイムで結果を知ることができますが、十数秒ほどのタイムラグが発生することが多く、完ぺきなリアルタイムとはいえません。TwitterやYahoo!リアルタイム検索で経済指標発表の結果を発表しているアカウントを探すのも有効ですが、やはり数秒のタイムラグは覚悟する必要があるでしょう。


そこで注目したいのが「ロイター経済指標速報」です。これはFX会社のJFXが提供しているツールで、経済指標の結果を、発表と同時にほぼリアルタイムで確認できるというもの。JFXに口座開設すれば利用可能です。FXの超短期取引では数秒の差が大きな損益につながることも多いため、口座を持っておく価値は十分あると思います。

方向感が定まるまで待つのも大事

経済指標発表後、目当ての通貨ペアや株価指数が一気に上昇したかと思えば、数分で戻ってしまったり、結果によって方向感が定まらないケースは多々あります。熟練のトレーダーならいざ知らず、初心者がこんなときに焦って相場に飛び込んでも、往復ビンタを喰らって寂しい夜を過ごす、なんてこともありえます。


経済指標発表後は慌てず、しっかり結果を分析してから相場に入るのが安全だと思います。そして、相場の方向性がかたまったころ、少しずつポジションを持ってみるのが良いでしょう。経済指標結果の解説は、やはり様々なFX会社がyoutubeなどでライブ配信してくれています。また、信頼できる個人トレーダやアナリストがいれば、彼らがSNSで解説している記事も参考になると思います。元日経新聞記者の後藤達也氏は経済指標発表後に結果をtwitterでつぶやき、詳しい解説をnoteで行っています。「この経済指標はどんな意味があるのか、また、その結果によって相場はどう動くのか」といった情報整理に最適です。

FX、CFD、株式などトレードする対象によって経済指標の結果がもたらす影響は異なり、短期・中期・長期といった投資スタンスによっても取るべき行動は変わってくると思いますが、事前に備え、素早く情報を入手して分析することで、投資成果はより高まると思います。経済指標の結果を追い風に、ベストのトレードを実現したいですね。