いつもの銀行であのポイントをためよう
その昔、銀行で口座開設や窓口を利用すると、キャラクターの貯金箱やティッシュがもらえる時代がありました。時は流れ、令和のいま、銀行でもらえるものはポイントがスタンダートになってきました。口座開設をするとポイントがもらえるプランは多々ありますが、今回はいつものサービスや商品を購入することでポイントがもらえる銀行を中心に紹介します(2022年7月23日現在)。
三井住友銀行
三井住友銀行でたまるポイントは「Vポイント」です。ためるには、SMBCポイントパック、残高別金利型普通預金、インターネットバンキング(SMBCダイレクト)利用の手続きが必要です。
ため方
・SMBCダイレクトでSMBCポイントパックに切り替える:300ポイント
・SMBCダイレクトにログインする(1回につき、月1回まで):5ポイント
・SMBCダイレクトで投資信託購入・自動積立(販売手数料が発生するもの)を行う:10,000円につき15ポイント
・SMBCダイレクトで外貨預金の預け入れ、自動積立を行う:10,000円につき15ポイント
※円貨から外貨への取引のみ適用されます。
ほか、三井住友銀行本支店のATMにて入出金1回につき10ポイント(月3回まで)、SMBCデビットでポイント付与を選択すると利用額の0.5%もらえます。
使い方
・Vポイントアプリやプリペイドカードにチャージする:1ポイント=1円
・SMBCダイレクトの振込手数料の割引に使う:300ポイント
・他のポイントや景品に交換する。
Vポイントは三井住友カードでたまるポイントと同じなので、三井住友カードのVpassとの連携できます。三井住友カードを利用しているなら、連携すると便利かもしれません。
三菱UFJ銀行
取引内容に応じて、「Pontaポイント」がたまります。ためるには、スーパー普通預金(メインバンク プラス)を利用し、かつ三菱UFJダイレクト「ポイントサービス」への申し込みが必要です。またPonta会員IDも必要です。
ため方
・三菱UFJダイレクトにログインする:5ポイント/月
・口座振替、デビットカードやクレジットカードからの自動引き落としを行う:10ポイント/月
・運用商品の合計残高が50万円以上ある:50ポイント/月
※運用商品の合計残高とは、外貨預金、投資信託、公共債、金融商品仲介、MUFGファンドラップの月末合計残高のことです。
・投信積立、外貨積立を行う:1万円ごとに30ポイント/月、合算で上限300ポイント/月
・住宅ローンを利用する:50ポイント/月
なお、口座振替は加算対象となるものが決まっています。
りそな銀行
りそな銀行の普通口座を保有する個人で、りそなクラブに入会するとポイントがたまります。年会費は無料です。
ため方
・給料受け取り口座にする:10ポイント/月
・積立定期を預ける:5ポイント/月
・iDeCo引き落とし口座にする:5ポイント/月
・積立投資信託購入する:5ポイント/月
・投資信託が月末時価残高で30万円以上300万円未満の場合:20ポイント/月
・投資信託が月末時価残高で300万円以上の場合:50ポイント/月
・外貨預金が月末時価残高で30万円以上300万円未満の場合:20ポイント/月
・外貨預金が月末時価残高で300万円以上の場合:50ポイント/月
ほかにも、ためる方法が豊富にあります。
使い方
・他のポイントに交換する
dポイント、Tポイント、ANA/JALマイレージ、waon、nanaco、高島屋、楽天など20種類以上のポイントの中から選択できます。これだけあれば、すでに自分が活用しているポイントがありそうですね。なお還元率はポイントによって異なります。
・口座にキャッシュバック。還元率は100ポイント=70円です。
新生銀行
新生ポイントプログラムを通じて、Tポイント、dポイント、nanacoのいずれかをためることができます。どのポイントをためるかは毎月変更できますが、ポイントをためるには毎月エントリーすることが必要です。
ため方
・新生ポイントプログラムにエントリーする:1ポイント
・新生ポイントプログラムに前月に続いてエントリーする:3ポイント
・新生パワーダイレクト(インターネットバンキング)にログインする:3ポイント
・特定のメールを受信する:3ポイント
・SNS公式アカウントいずれか1つで発表される特定キーワードを入力する:3ポイント
・アンケートに回答する:5ポイント
・口座へ1回1万円以上の振込入金を行う:1回25ポイント、月最大200ポイント
楽天銀行
楽天銀行でためられるのは、もちろん楽天ポイントです。楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を連携させて、ハッピープログラムにエントリーすることが必要です。
ため方
・他行口座から振込する:1ポイント~最大3ポイント
・他行口座へ振込する:1ポイント~最大3ポイント
・ATMで入出金の取引をする:1ポイント~最大3ポイント
・給与or賞与or年金の受取口座にする:1ポイント~最大3ポイント
・楽天カードの口座振替に利用する:3ポイント~最大9ポイント
・口座振替を行う:1ポイント~最大3ポイント
獲得ポイントは、会員のステージによって変わります。また、振込手数料無料回数やATM手数料無料回数を利用した取引は対象外です。振込手数料の一部または全額を楽天ポイントで支払った取引については、楽天ポイントがもらえます。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行でたまるポイントは「スマプロポイント」です。対象となる支店に口座があることが条件となります。対象支店はイチゴ支店、ブドウ支店、ミカン支店、レモン支店、リンゴ支店、バナナ支店、メロン支店、キウイ支店、ツツジ支店、イルカ支店です(2022年7月現在)。ネット証券ならではの個性的な支店名ですね。
ため方
・外貨預金・仕組預金の月末残高合計300万円以上ある:100ポイント/月
・ミライノ カード(JCB)の月内引落金額が合計5万円以上ある:100ポイント/月
・給与受取or年金受取or定額自動入金のいずれかを利用する:30ポイント/月
・口座振替(銀行引落) が1件以上引落しあり:5ポイント/月
・外貨を月1万円以上積立ている:10ポイント/月
・純金を月5,000円以上積立ている:10ポイント/月
使い方
・現金交換:500ポイント以上から利用可能です。還元率は1ポイント=1円相当となっています。
・JALマイレージバンクに登録しているなら、JALのマイルにも交換可能です。還元率は、100ポイント=40マイル相当です。
GMOあおぞらネット銀行
「GMOポイント」または「Pontaポイント」のどちらかがもらえます。
ため方
・他の金融機関あての振込を行う:1ポイント
・他の金融機関から振込をする:1ポイント
・口座振替(引き落とし)があり:1ポイント
・口座振替の登録が完了:1ポイント
・給与を受け取る:1ポイント
※ 振込手数料無料サービスを適用した場合は、ポイントは付与されません。
使い方
GMOポイントの場合、GMOグループのサービスを利用時に使用できます。ちなみにGMOあおぞらネット銀行で使用する際は、振込手数料として利用可能1ポイント=1円で利用できます。
まとめ
今回は都市銀行とネット銀行を中心に紹介しました。ためるための手法が多く、かつ交換するポイントの選択肢が多かったのは、りそな銀行でした。新生銀行も3つほど選択肢があります。新生銀行は毎月エントリーする必要がありますが、そのぶん貯めたいポイントを毎月変更できるのは意外と便利かもしれません。
最近は口座を利用していないと口座管理手数料がとられるケースもあるので、日々使う銀行に自分がためているポイントと紐づけておくのもいいかと思います。
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