「値上げの夏」何が上がるの? 2022年6~8月

最近ニュースで耳にする「値上げの夏」というワード。

4月にも「値上げ」という言葉は聞いています。その時は、「世界情勢もあるし、新年度だからね。そういうタイミングなのか」くらいであまり気にすることはありませんでしたが、5月、6月も・・・と続く値上げのニュース。さすがに何があがるのか、自分の生活にどのくらい影響するのかがさすがに気になってきたため、調べてみることにしました。

なぜいま値上げラッシュ?

新型コロナの影響で人の流れ、物の流れが滞るなか、昨年は原油価格が高騰。輸送コスト、製造コストに大きな影響を及ぼしました。そんななか、2022年2月から始まったロシアのウクライナ侵攻がさらなる追い打ちをかけました。ロシア、ウクライナとも小麦粉、食用油を世界に向けて多く輸出している国であるため、原材料価格が世界的に上昇しました。日本においては「円安」で輸入コストがかなりかさんでいることも要因のひとつといえます。

夏に値上げが予定されているのは約3,000品目超

帝国データバンクによると、主要メーカー105社で2022年以降の価格改定計画(値上げ、実施済みを含め)を調査したところ、5月末までに10,789品目、このうち約6割が6月までに値上げが行われるとのこと。そして、7、8月以降では、約3,000品目を超える見通しとのこと。

一体「何」が値上がりするの?

具体的にどのようなものが値上がりするのか気になるところ、一部ピックアップしてみました。価格だけに目が行きがちですが、内容量を改定するいわゆる「ステルス値上げ」の実施している商品もあります。

食品でいうと7月には、各社小麦粉製品(製粉、パンなど)、食用油など、8月には、乾麺製品など、日常よく使う製品が目立ちます。


身近な食料品、外食費を中心にまとめましたが、ロシア、ウクライナ情勢で大きくクローズアップされている「小麦粉」、「食用油」に関連するものだけでなく、発電の燃料や都市ガスの原料となる液化天然ガスや石炭もロシアからの輸入品のひとつです。その影響から、電気やガスなどの公共料金も6カ月連続の値上げとなっており、さらなる値上げも予定されています。

まとめ

世界規模での原材料の高騰に原油高、日本においては円安も相まって電化製品、インテリア用品、包装資材、建築資材(木材、鉄鋼)など、業種では卸売り、製造と輸入コスト、輸送費とあらゆるところで影響が出ています。

こちらで紹介しているのは、6月~8月ですが、9月以降も飲食品、外食チェーンの値上げが予定されています。


物価上昇は大変厳しいですが、個人消費においては、無駄をしていないか考えたり、いまあるものを上手に使いながら、乗り切れるといいですね。ちょうど6月は環境月間ということで、いま一度物の大切さ、生活について振り返るよい機会かもしれません。


※価格改定については、2022年6月17日現在のものです。変更、更新されることもございますので、各社企業サイトをご参照ください。