ブルトラップをいつ抜け出せる?〈ヒロミン〉
こんにちわ!マネー探検隊のヒロミンです。
いやあ、日本はゴールデン・ウイークで週中3日間は休場でしたが、米国株市場は案の定下げ止まりませんでしたね。
週間の下落率は以下の通り...
ダウ平均 32,899.37 (▼0.24%)
S&P500 4,123.34(▼0.21%)
ナスダック 12,144.66(▼1.54%)
下落幅は下がってきたとはいえ、ナスダックはとうとう5週連続の下落。年初来安値を更新中のうえ、週間続落記録としては2012年11月の6週連続以来、9年半ぶりの長さになりました。今週も下げれば、さらに記録更新です。フゥ~(*_*;
(ナスダック=過去1年)
4月の雇用統計の発表で賃金インフレが意識され、長期金利の指標となる10年国債利回りが3.14%に上昇。これは18年11月以来の高水準です。
これでハイテク株が軒並み売り込まれたというわけです。
ハイテク株は反発したかと思えば下げる、ブルトラップの罠に完全にはまり込んでいますね。
というわけで今週はわが保有銘柄がコロナ以降のいったいいつ頃からの上昇分を失ったのか?ランキング形式で紹介してみます。
●いつ以降の上昇分を失ったのか、ランキング(保有銘柄)
1位 アマゾン 20年5月1日~
2位 アルファベット 21年5月18日~
3位 エヌビディア 21年6月17日~
4位 マーベル 21年6月25日~
5位 マイクロソフト 21年7月1日~
6位 テスラ 21年10月19日~
7位 アップル 21年11月26日~
参考 ネトフリ 17年9月8日~
なんとネトフリに到ってはコロナのコの字もまだなかった2017年9月以降の上昇分が吹っ飛んだんですね。新型コロナで相場が急落したのが、2020年3月20日だったことを考えれば、アマゾンの20年5月1日以降、というのも衝撃的です。巣篭り消費の終焉をまじまじと考えさせられます。
さて、ナスダックは今週も年初来安値を更新し、週間の連続下落記録を伸ばすのか?
それとも......
すべては11日(水)発表の4月の消費者物価指数(CPI)次第となりそうです。
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