投資家に夢を与えるグロース株投資

株式投資を始めようとした時、多少のリスクを背負っても投資金額ができるだけ早く倍になればいいな、と思う人は多いかと思います。そういった人は短期でも儲けられる可能性を秘めている「グロース株投資」がおすすめです。

なぜならグロース株投資は資産を一気に拡大することができる夢のある投資方法だからです。ただ、資産が大幅に減る可能性も秘めています。そこで今回はそんな「グロース株投資」についてご紹介します。

グロース(成長株)株とは

グロース株は別名「成長株」とも呼ばれており、売上や利益が増え続け、今後さらに企業価値が上がると投資家に期待されている企業の株のことです。つまりグロース株投資とは、今後もその成長が続くだろうと期待できる銘柄に順張りで投資するのが基本となります。

ここ数年でみると、DXや脱炭素といった社会の変化を背景に成長している企業がグロース株になりやすい傾向があります。

グロース株投資はどんな人におすすめか?

株式投資の代表的な方法は「グロース株投資」と「バリュー株投資」になります。では、グロース株投資はどんな人におすすめなのかを説明していきます!ちなみにバリュー株投資についてはこちらの記事をチェック!

キャピタルゲインで大きなリターンを得たい人

グロース株は先ほどお伝えしたように、これから成長が期待できる株のことを言います。投資家からの期待が集中していることも多いため、良いニュースが発表されると短期間に株価が2~3倍に跳ね上がることもあります。そのため、バリュー株よりも短い期間でキャピタルゲインを増加させる可能性があります!グロース株の例を挙げるとすると、アメリカ企業のAppleやAmazon、テスラなどが有名です。では、この3社の過去5年間の株価の動きを見ていきましょう。

Appleの過去5年間の株価の動きはこちら。

Amazonの過去5年間の株価の動きはこちら。

テスラの過去5年間の株価の動きはこちら。

さすがグロース株を代表する3社って感じですね!

株価が2倍に値上がりする銘柄のことを「ダブルバガー」、株価が3倍の場合は「トリプルバガー」、10倍に値上がりをする銘柄のことを「テンバガー」といいます。

ちなみに、2021年に「テンバガー」として注目を集めたのは、日本企業だとWebメディアの開発・運営を行っている「グローバルウェイ」や印刷機械メーカー「東京機械製作所」などがあげられます。

グロース株投資の注意点

グロース株投資の良さをお伝えしましたが、もちろんグロース株投資にはデメリット、注意点があります。では、いったいどのような注意点があるのでしょうか。

配当金は期待できない

グロース株は、バリュー株よりも配当金がないケースが多いです。

その理由は、グロース株と言われている企業は得られた利益を配当金として株主に還元するよりも、自社の設備などに投資するケースが多いからです。


ちなみに、こつこつと長期的に資金を積み上げる投資方法を期待する場合は、値動きが小さく株価も低いバリュー株の方が合っているかもしれません。理由は、バリュー株は比較的低リスクで運用ができ、配当金や株主優待を出している企業が多いからです。

投資家の期待値を下回ると急落する。

グロース株は、将来の成長を見越して投資が行われているため、現在の企業価値以上に株価が上がっているケースが多いです。つまり、投資家の期待よりも企業の成長率が下回ってしまった場合、一気に株価が急落し大きな損失が出る可能性もあります。

グロース株に投資する場合はきちんとリスクを把握し、決算発表や関連ニュースなどをしっかりチェックしましょう!

グロース株の見分け方

では実際にグロース株に投資したくても、どの銘柄がグロース株と言われる銘柄なのか、なかなかわからない人も多くいると思います。そこで、筆者も個人的にグロース株と判断するために利用している主な3つのチェックポイントをお伝えしていきます。

ROE(自己資本利益率)

まず一つ目は「ROE」です。ROEは「自己資本利益率」ともいいます。ROEは自己資本に対してどれだけの利益が生み出されたかを表す指標です。一般的には、ROEが10%を上回っている企業は、高い売上があり成長性もあると考えられます。

ROEの計算方法は下記になります。

ROE(%)=(当期純利益 ÷ 自己資本)× 100


売上高伸び率

二つ目は「売上高伸び率」です。売上高伸び率は前期比較で売上高がどれくらい伸びているのかを表します。グロース株は投資家から持続的に成長を期待されている企業になりますので、売上高の伸び率は重要なポイントです。そんな売上高伸び率はだいたい6%以上だと成長企業として判断して良いと思います。

売上高伸び率の計算方法は下記になります。

売上高伸び率=(当期の売上高-前期の売上高)÷前期売上高


営業利益率

三つ目は「営業利益率」です。営業利益が大きいほど事業がうまくいっていることを意味します。営業利益率は10%以上あれば稼ぐ力のある企業と判断でき、投資家の期待にしっかり応えられる企業だと考えます。

営業利益率の計算方法は下記になります。

営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100


グロース株を見つけるために便利なサイト

<ランキング形式>

Yahoo!ファイナンス

https://finance.yahoo.co.jp/stocks/ranking/up

みんかぶ

https://minkabu.jp/financial_item_ranking

<スクリーニング形式>

株マップ

https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=easyScrn/base

トレーディングビュー

https://jp.tradingview.com/screener/


上記のようなサイトも上手く活用して市場で注目されている企業をどんどん見つけていきましょう!

まとめ

グロース株投資は短期間で資産が大きく増える可能性を秘めているので、投資家に夢を与える投資です。ただし、一般にグロース株投資はハイリスク、ハイリターンな投資手法ですので、投資を行う際は企業分析などを行いしっかりと情報を得てから投資を始めることをおすすめします。

もし、株式投資に興味が湧いた方は現物取引の基礎知識をまとめている記事があるので、こちらの記事をチェックしてみてください。