猫俳句で10万円ゲット! めちゃカワ作品続出の猫俳句大賞

猫をテーマにした俳句を募集し、2/22(猫の日)に結果発表を行う「猫俳句大賞」。大賞受賞者には賞金10万円、準賞受賞者にも5万円が進呈される太っ腹なコンテストです。スーパー猫の日といわれた2022年2月22日に発表された第三回猫俳句大賞にも、めちゃくちゃかわいい作品が集まりました🐈

猫愛があれば初心者にもチャンスあり

小説、エッセイ、シナリオ、童話…世の中には懸賞金が出る様々な文芸コンテストがありますが、原稿用紙数十枚などの条件はかなりハードルが高く、挑戦する前に心が折れます。そこでお薦めなのが俳句や川柳などの「短詩(短い詩)」型のコンテストです。575の短い俳句・川柳なら、頑張ればつくれそうな気がしませんか?

なかでも「猫俳句大賞」は、猫をテーマにした俳句を募集、というシンプルにして親しみやすいコンテストなので、俳句初心者でも参加しやすいと思います。審査は俳人の堀本裕樹氏とゲスト審査員によって行われますが、ゲスト審査員は第一回が町田康氏、第二回が新井素子氏、第三回が角田光代氏といずれも小説家が担当しており、プロ俳人以外の愛猫家の視点で作品が選ばれる可能性が高いです。つまり、熱い猫愛があれば、俳句ビギナーにも受賞のチャンスがあるということ!


気になる懸賞金は大賞が10万円、準賞が5万円。佳作にも1000円分のクオカードがもらえます。575で10万円をゲットできたら最高ですね。

大賞受賞者に学べ!こんな猫句はNG

第三回猫俳句大賞で見事大賞をゲットしたのは、こんな句でした。

「何してもほめられてゐる子猫かな」(中里とも子さん)

とてもシンプル、そしてストレートに子猫への愛を表現しています。いたずらしたり、ごはんを食べたり、猫砂のうえで用を足したり、子猫の時代は何をしても褒められ、可愛がられる無敵状態ですね。審査員の堀本裕樹氏も、「褒めることで生き生きと、さらにやんちゃに育ってゆく子猫を受け止める大らかさがいい」と絶賛。


あれ、俳句には季語が入ってないとダメなんじゃない?一見この句を見ると、季語が入っていないように見えますが、実は「子猫」が春の季語。猫の出産は一年中行われますが、春が最も多いことから、子猫は春の季語になったそうです。


ほかにも、

「去年今年猫は髭から眠るもの」(もふもふさん)

「魚河岸の焚火を囲む輪に猫も」(しまだ花南さん)

「いかなごのトラックたたた猫たたた」(露草うづらさん)

「激闘の後のラガーら猫撫でる」(龍悟さん)

などの作品が入選となりました。普段俳句に触れる機会がなくても、句の中に猫が入っていると、ぐっと親しみやすくなり、情景がはっきり浮かんでくるような気がしますね。


猫俳句をつくる上での注意点は、①猫についての句であること、②季語が入っていること、③575の17音でつくること、などがあげられます。季語がない無季俳句や、575のリズムではない自由律俳句も禁止ではありませんが、初心者はうかつに手を出さないほうが賢明です。


そして、猫俳句をつくる前に、審査員・堀本裕樹氏のyoutubeを観ることをお薦めします。「角田光代さんと猫俳句対談!大好きな猫句、ありがちな猫句は?」という動画では、ずばりNGの猫俳句について語っています。

堀本氏によれば、「類想類句(同じような発想でつくられた同じような句)がたくさん届きますが、独創性がないと受賞は難しい」とのこと。例えば、最近の猫俳句では「猫パンチ」、「ニャンニャン(鳴き声)」といった言葉が入った俳句の応募が多いそうなので、そういった言葉は避けたほうが良さそうです。


他にも、「猫俳句は猫の可愛さを詠んだものが多いですが、可愛さを超えた発見や深さを感じさせる句がみたい」と堀本氏。短くても、やはり奥が深い俳句、そう簡単に大賞はとれないかもしれませんが、猫俳句大賞は1人何句送っても良いルールなので、チャレンジしてみる価値はあると思います。これがきっかけで俳句を趣味にできたら、素敵ですね。


猫俳句大賞の応募期間は毎年6月1日から11月30日迄なので、第四回猫俳句大賞も6月から応募スタートとなりそうです(現在投稿フォーム休止中)。猫俳句大賞公式サイトをチェックし、傾向と対策をたててみましょう。目指せ大賞10万円!