ETFでナスダック100に投資!他の米国指数とどう違うの?

コロナ禍でも大きく成長を見せたことから、米国株投資への注目が高まっています。

その中でも話題になったのが、米国を代表するIT企業が多く採用されている指数「ナスダック100」への投資ではないでしょうか?

有名企業に丸ごと、しかも分散投資ができるのは大きな魅力です。

今回はナスダック100の説明と、連動する代表的なETFについて説明していきます。

まずは基本!「ナスダック100」「S&P500」「NYダウ」の3指数の違いは?

まずはNASDAQ100を含む代表的な米国の3指数の違いについてまとめてみます。

このように、それぞれに特徴があります。

とくにNASDAQ100は、NASDAQ総合指数と混同しやすい点に要注意です。

NASDAQ総合指数は、NASDAQに上場している3,000以上の銘柄を網羅しています。ニュースなどでよく見かけるのは、NASDAQ総合の方が多いかもしれません。

対してNASDAQ100は話題のIT系銘柄が上位を占めていることから、直近でトレンドになっています。

「ナスダック100」「S&P500」「NYダウ」の値動きを比べてみよう

2021年末までにどのくらいの値上がりをしたのか、過去1年と過去5年で見てみましょう。

2021年はナスダック100が話題でしたが、実はS&P500も同程度の値上がり率でした。

過去5年で見てみると、ナスダック100は200%を超える値上がり率です。

もちろん、その分下落局面でのショックも大きいため、ナスダック100に投資をする際には、ある程度の余裕資産が必要と考えます。

ナスダック100に投資するなら知っておきたい「QQQ」って何?

NASDAQのホームページによると、ナスダック100に投資できる金融商品が全世界に460以上あると言われているそうです。

その中でもETFで始めた人の中には、「QQQ」というキーワードを耳にしたことがあると思います。

QQQは、ナスダック100に連動するETFの中でもっとも有名なインベスコ QQQ トラスト・シリーズ1 ETFの銘柄コードです。

もちろん米国の株式市場にもナスダック100に連動するETFが複数ありますが、代名詞と言えるほどの有名な銘柄です。

ちなみに、日本の証券取引所にもナスダック100に連動するETFがあり、日本円で手軽に取引ができます。

ナスダック100に連動する主なETF

ナスダック100に連動する比較的出来高の大きい国内外の主要なETFをご紹介します。

取引期間が1年未満の短いものなどは除いています。

比べてみると、QQQの出来高の大きさ、つまり取引の流動性の高さが一目瞭然です。

ETFの銘柄選定において、流動性の高さも重要なポイントの一つ。

また、価格の増加率を見てみると、為替ヘッジのない国内のETFが目立ちます。

これはナスダック100そのものの値上がりに加えて、近年の円安動向が要因です。

つまり、日本人にとってかなり有利な取引環境だったことがうかがえます。

ナスダック100のETF取引で資金効率を高める方法

前述の通り、過去5年の値動きを見るだけでも値動きの伸びが大きいナスダック100ですが、レバレッジをかけることでさらに効率的に投資ができます。

①信用取引

国内で上場しているETFであれば、信用取引は元手資金の約3.3倍のレバレッジを利かせることができます。

各ネット証券さんでも、取引手数料などを安く抑えている傾向があり、また現物取引と異なり1日に同一銘柄を同一資金で取引することができます。

なるべくコストをかけずに頻繁に取引をしたい方におすすめです。

ただし、証券会社の規制により取引ができない銘柄もあるため要注意です。

②レバレッジ型ETF

米国市場に上場しているものであれば、ETF自体にレバレッジがかかっているような銘柄もあります。

<主なレバレッジ型ETF>

  • プロシェアーズ・ウルトラQQQ【QLD】:レバレッジ2倍
  • プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ【TQQQ】:レバレッジ3倍

ちなみにマイナスレバレッジ型のETFもありますが、ここでは省略します。

③CFDを活用してETFを取引

FXのようにレバッレッジ取引ができるCFD(差金決済取引)でETFを取引する、という手法もあります。

日本円で取引できるほか、差金分のみが為替の影響を受けるため、為替変動の影響が気になる方はこの手法がおすすめです。

<ナスダック100に連動するETFをCFDで取引できる会社>

  • IG証券
  • インヴァスト証券

ちなみにGMOクリック証券さんなど株価指数CFDでナスダック100の取引が可能な会社さんもありますが、こちらはETFではなく、指数先物に投資をしているため除外しています。

まとめ

インデックスファンドなどを中心に大きなブームとなったナスダック100ですが、2022年の出だしは苦しい展開です。

しかし、そもそもインデックス投資は不良な銘柄はいずれ淘汰されていく仕様のため、慌てて損切をせずに動向を見守っていきたいです。

また、同じナスダック100に投資をするにも、いくつもの方法があります。

こちらの記事にもある通り、ETFを選ぶ際には、

  • 流動性を担保できるだけの純資産総額があるか
  • 機関投資家の保有率はどの程度か(大口の機関投資家がその銘柄を手放した時の影響が大きすぎないか)
  • 指数とETFの収益率との差のばらつき具合を標準偏差で表した「トラッキングエラー」はどの程度か
  • 配当を重視するか、キャピタル収益を期待するか

などもチェックする必要があると思います。

トライオートETFで取引をするなら

一方で、円安が続く中では、今後の為替動向も気になるところ。

「トライオートETF」は、そんな為替の影響を極力抑えながら効率的にナスダック100に投資ができます。銘柄もQQQに加えTQQQにも投資が可能です。

また、自動売買の機能もあるため、今の下落相場でなかなか利益のチャンスを見いだせない場合には、値下がり局面で力を発揮する「カウンター」ロジックが短期的には力を発揮するかもしれません。