ETF銘柄解説! TOPIX(トピックス)編

コストを抑えながら手軽にインデックス投資ができるETFですが、「トライオートETF」の記事でご紹介した通り、一つの指数に対して連動したETFは複数銘柄あります。

そこで、「トライオートETF」で採用されている指数・銘柄を中心に、同じ指数に投資をするETFについて整理していきたいと思います!

今回は、日本を代表する指数(インデックス)の一つであるTOPIX(トピックス)について検証していきます。

「トライオートETF」の取り扱い銘柄についてはこちら

そもそもTOPIXとは?

TOPIX(東証株価指数)は、東証市場第一部に上場している国内の普通株式全銘柄の時価総額を指数化したものです。日本の株式市場を広く網羅していることから、投資のベンチマークとしても利用されています。

  • 算出方法:浮動株時価総額加重型
  • 算出開始日:1969年7月1日
  • 起算日・基準値:1968年1月4日
  • 公表:東京証券取引所

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日経平均株価指数(日経225)との違いは?

東証一部のすべての上場企業の指標を表しているTOPIXに対して、日経平均株価指数(日経225)は、日本経済新聞社が選んだ225社の株式価格を平均した指数です。

イメージとしては、

  • TOPIXは日本の市場全体
  • 日経225は日本を代表する225社

を示していると言えます。

過去5年間の価格推移や変化率ににフォーカスをすると、日経225の方が値動きが激しいことが分かります。

※ブルーがTOPIX、グリーンが日経225の推移です。

ちなみに、過去1年間では、TOPIXの方が変化率が大きいようです。

TOPIXの主な銘柄は?

では、TOPIXの上位には具体的にどのような企業があるのでしょうか?

<TOPIXのウェイト上位10銘柄>

ウェイトの上位10社を見てみると、日本を代表する企業が並んでいます。国内の時価総額トップ5の企業さんはもちろん上位に入っています。

国内企業の時価総額についてはこちら

TOPIXに投資できる国内のETFは?

現在、TOPIXに連動している国内ETFは9本あります。

ちなみに、海外の市場でTOPIXに連動するETFもあります。

<TOPIXに連動している国内ETF>

上記のうち、トライオートETFに採用されているのは、のNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)です。表を見ても分かる通り、純資産総額が多いことから流動性が高く、長い間健全な運用を継続している点から採用されたのだと考えます。

運用成績って違うの?

前の表のとおり、同じTOPIXに投資をしても、投資収益には若干の差が出ます。

要因としては、保有期間中にかかる信託報酬やトラッキングエラー、配当金の金額や回数などによります。

上場後、運用期間が5年を超えた銘柄をグラフにしてみました。

TOPIXに連動する6つのETFの価格推移

このように同じTOPIXに投資をするETFでも、価格にぶれが出ます。

もう少し細かく見てみましょう。

このように、同じ期間中で平均値を出してみても、このように差が出ます。

こちらはあくまで価格のみの平均値ですが、価格の決定にはさまざまな要素が関わってきます。

まとめ

近年は、安定的な資産形成を目指すために長期投資を推奨していることから、保有期間中にかかる費用「信託報酬」をなるべく安く、という点が着目されがちですが、

  • 流動性を担保できるだけの純資産総額があるか
  • 機関投資家の保有率はどの程度か(大口の機関投資家がその銘柄を手放した時の影響が大きすぎないか)
  • 指数とETFの収益率との差のばらつき具合を標準偏差で表した「トラッキングエラー」はどの程度か
  • 配当を重視するか、キャピタル収益を期待するか

などもチェックする必要があると思います。

トライオートETFで取引をするなら

そもそもTOPIXは市場全体に投資をすることもあり、比較的落ち着いた値動きです。

このような値動きの場合、値上がり益を狙うには物足りない印象もあるかもしれませんが、「トライオートETF」の自動売買のうち、レンジ相場に強い「追尾」プログラムを使うことで、コツコツとした収益の積み上げを目指すのも一案かもしれません。