【FX会社手数料比較】人気通貨ペア<米ドル/円編>

FX取引について、現在ほとんどのFX会社は手数料を無料としています。では、手数料とはなんでしょうか。

「スプレッが狭くしました!」とか「スプレッド業界最小水準」という広告を見たことはありませんか。

この「スプレッド」がFXの実質的なコスト、手数料となります。

今回は、日本人になじみの深い米ドル/円の手数料・スプレッドをみていきましょう。

スプレッドとは

スプレッドとは、為替レートの買値(Bid)と売値(Ask)差額のことです。

FX取引では、通貨を「買う値段」と「売る値段」は異なる価格になっていて、この差額がスプレッドであり、FX取引における実質的な手数料となります。

下の図で説明すると、売値が108.580円、買値が108.583円でその差は0.3銭です。

この差額が「スプレッド」で一通貨あたり0.3銭かかることになります。

例えば、米ドル/円を1万通貨で取引する場合、「10,000×0.3銭=3,000銭(30円)」となります。1,000通貨なら「1,000×0.3銭=300銭(3円)」というように、「取引通貨量×スプレッド」でコストを算出することができます。

そのため、スプレッドが狭ければ狭いほど「手数料が安い」ということになります。

スプレッドは2種類ある

FXの取引において、「スプレッドが狭いほうがより良い」というのはわかりましたが、実はスプレッド幅は変動があり、取引条件、市況によって変わってくるので注意が必要です。現在FX取引には、「固定スプレッド」と「変動スプレッド」の2種類があります。


<固定スプレッド>

スプレッドの幅は基本的に固定。日本にあるほとんどのFX業者はこの方式。但し、急な値動きや取引時間によって保てないときもあるので「原則固定」として提示しているところが多い。

<変動スプレッド>

スプレッド幅が常に変動。為替取引が行われるインターバンクではこの方式。つまり、インターバンクと同じ状況で提供しているともいえ、売り・買いとそれぞれ常に最良の条件での値が提示される。上級者向け。


現在、主なFX会社ではスプレッドを「原則固定」としているところがほとんどですが、キャンペーンや時間帯など、条件によってスプレッド幅が変動する場合もあります。

スプレッドが変動するのは主に以下のようなときです。

★重要な経済指標発表前後

★市場参加者が少ない時間・時期(AM5:00~AM8:00、年末年始、クリスマスなど)

★テロや要人発言など突発的な政治イベント、天変地異など


重要な経済指標については、経済指標カレンダーなどでチェックできるので、事前に知っておくとリスク管理もできます。

米ドル/円 お得に取引できるところはどこ?

FXを取り扱う会社はとても多いので、国内の専業会社を中心にいくつか比較していきます。

米ドル/円スプレッド一覧表(2021年11月3日時点)

0.2銭、原則固定が標準となってきているようですが、期間限定のキャンペーンや1カ月~数カ月でスプレッド幅の見直しというところもあります。また特殊な取引ツールを使用することで手数料が別途かかることもありますので、各社情報をよく確認してください。

スプレッドだけに注目しないで!

FX会社は「スプレッド勝負」という風潮がありますが、その他注目すべきなのは「約定力」です。どんなにスプレッド幅が狭くても自分の発注したい価格できちんと注文が入らず、思わぬ損失をしてしまっては意味がありません。

スムーズ、ストレスなく取引を行うためには約定力の高さもポイントとなってきます。

各社サイトで「スプレッド提示率」という実績一覧があればこちらも確認してみましょう。


また、取引ツールの使いやすさや情報なども大切になってきます。

例えば、スプレッドは0.3銭と他の会社より少し高くても操作のしやすさ、サポートの手厚さが日々の取引ではとても重要になってくるからです。

まとめ

米国ドル/円は、日本人になじみがあるだけでなく、日本市場~ロンドン市場~ニューヨーク市場と長い時間活発に動く通貨ペアとして、人気があります。

今回は1つの通貨に絞りましたが、ユーロ/米ドル、ユーロ/円、豪ドル/円など他の通貨ペアでも各社スプレッドは異なってきます。総合的にご自身にあうところを探してみてください。