金利だけで選ぶ! 銀行ランキング
給料や年金の受け取り、電気ガス水道といった公共料金の引き落とし、住宅ローンの借り入れ、保険や投資信託の購入など、銀行には様々なサービスがあります。
しかしここでは、ただただ「金利」だけに注目して、ランキングしてみました(2021年10月28日現在、地方銀行および信用金庫は除く)。
【普通預金部門】
まずは普通預金の金利です。
低金利が続いているいま、ほとんどの銀行は0.001%ですが、それよりも高かった5行を紹介します。なおキャンペーンや優遇サービスなどは考慮していません。
5位 オリックス銀行 eダイレクト預金
金利 0.01%
オリックス銀行は店舗もATMもない銀行ですが、金利が高いのが最大の魅力です。インターネット取引にまったく抵抗がないなら、検討してもいいかもしれません。
3位 野村信託銀行、楽天銀行
金利 0.02%
同じ金利の銀行が2行ありました。それぞれ特徴が大きく異なります。
◎野村信託銀行
利用できる条件は、「野村證券のオンラインサービス利用者」。つまり、野村証券に口座がある、もしくは口座開設の予定がある人向けの銀行です。
◎楽天銀行
文字通り楽天グループの銀行です。楽天証券と口座を連携すると(マネーブリッジ)、普通預金の金利は5倍の0.1%になるので(2021年10月28日現在)、楽天証券に口座がある、もしくは開設予定なら、検討したい銀行です。
2位 SBJ銀行 普通預金プラス
金利 0.1%
SBJ銀行は、韓国の「新韓金融グループ」の日本現地法人です。通常の普通預金は0.02%ですが、「普通預金プラス」では月内の最低残高に対して追加利息が0.08%付き、合計で0.1%となります。ただし預入額が1000万円まで、通帳がないなどの制約があります。
何より、SBJ銀行はイメージキャラクター「SOL」がかわいく、サンリオのキャラクター「ぐでたま」ともコラボしているところも魅力です。
イメージキャラクター「SOL」
1位 あおぞら銀行 BANK支店
金利 0.2%
あおぞら銀行は、旧日本債券信用銀行です。その中のBANK支店は、店舗や窓口がありません。キャッシュカードは発行しているのでATMから入出金ができますが、利用するATMよっては手数用がかかります。
【円定期預金部門】
円定期預金は入金額や期間で金利が異なる傾向があります。そこで、ここでは「100万円を1年間預けたら?」という条件で比較しました。例えば、3ヵ月間だけ金利が有利な定期預金や、外貨預金や投資信託などとセットで高金利となる商品は外しています。
それでは上位4行を発表しましょう。
4位 野村信託銀行
金利 0.07%
3位 オリックス銀行 eダイレクト預金
金利 0.12%
1位 あおぞら銀行 BANK支店 / SBJ銀行 「ミリオくん1年」
金利 0.2%
1位は2行ありました。それにしても、普通預金とほぼ同じ顔ぶれですね。
まとめ
総合すると、栄えある1位は「あおぞら銀行 BANK支店」となりました。
ただしいずれも変動金利なので、時間がたてば順位が変動するかもしれません。またこれらの銀行に限らず、キャンペーンや優遇サービスなどを活用すれば金利が優遇されることもあります。ぜひ一度利用している銀行のサイトにアクセスして、チェックしてみてください。
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