インデックスファンド、ETF、CFD 日経平均に投資するならどれ?

経済や投資に詳しくない人でも、「日経平均株価」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。ここでは日経平均株価とは何か、それに投資をする方法などを紹介します。

日経平均株価とは

日経平均株価とは、東京証券取引所の一部に上場している企業の中から、225銘柄の株価を選び算出した指数のことで、日経225とも呼ばれます。

銘柄は市場流動性や業種のバランスを考慮して選定され、毎年10月初めに定期的な見直しを行い、必要があれば銘柄を入れ替えています。指数の算出は日本経済新聞社が行っています。

一般的に、日経平均株価が上がっていれば多くの企業の株価が値上がり、逆に日経平均株価が下がっていれば多くの企業の株価が値下がりしているという見方ができることから、市場のおおまかな動きをつかむことができるといわれています。

日経平均に投資する方法は?

「数ある日本株の中からどれに投資したらいいのか、選ぶのが面倒……」と思うなら、日経平均株価に投資をするのも一つの手です。日経平均の値動きはテレビのニュースなどでも紹介されることも多く、他の投資対象より身近な存在といえます。また225銘柄の株価を指数化したものですから、日経平均に投資をするだけで分散投資の効果も期待でき、銘柄を選ぶ手間もありません。


日経平均のおもな投資方法は「インデックスファンド」「ETF(上場投資信託)」「CFD」です。それぞれの特徴を見てみましょう。

1.自動積立ができる「インデックスファンド」

インデックスファンドとは、指数に連動するように設計された投資信託です。日経平均に投資するインデックスファンドならば、日経平均の値動きに連動します。一般的に、投資信託のなかでもインデックスファンドは信託報酬などのコストが低いといわれています。自動積立で購入することもできるので、コツコツ投資をしたい人には向いているでしょう。

ただし投資信託は「いま買いたい!」「売りたい!」と思っても、タイムリーにできないところがネックです。また、ひと口に「日経平均に投資したインデックスファンド」といっても複数あり、販売している銀行や証券会社によって取り扱っている商品が異なります。

投資信託についてもっと知りたい方はこちら

2.タイムリーな売買ができる「ETF」

ETFとは、上場投資信託(Exchange Traded Funds)とも呼ばれている金融商品で、対象となる指数に連動するように設計されています。日経平均株価に投資するETFの場合、日経平均株価が上がれば連動して上昇、下がれば連動して下落します。

簡単にいうと個別銘柄のように取引できる投資信託です。例えば「いま買いたい!」「売りたい!」と思った時に売買でき、信用取引も可能です。ただし投資信託のように、自動で積立は基本的にできません。また証券会社によっては取引手数料がかかります。

ETFについてもっと知りたい方はこちら

3.効率的に投資したいならCFD

CFD(Contract for Difference)とは、購入時の金額と売却時の金額の差額だけをやり取りする取引で、差金決済取引といいます。そのため、上昇時の収益だけでなく、下落基調の時も「売りから始めて思った通り下落したら買い戻す」ことで収益を狙うことができます。

また、証拠金と呼ばれる費用さえあれば投資できるので、少額で大きな取引(レバレッジ取引)が可能です。ただし損失となった場合は追加で証拠金を入れるか、場合によっては強制決済となることもあります。

CFDについてもっと知りたい方はこちら

過去の実績で比較してみた

実際どのくらいの成果が出るのでしょう?

インデックスファンドは「PayPay投信 日経225インデックス」、ETFは「iシェアーズ日経225ETF(1329)」、CFDは「GMOクリック証券」で調べてみました。

まずはおもな特徴です。

「PayPay投信 日経225インデックス」はインデックスファンドの中で、「iシェアーズ日経225ETF」は、日経225に連動するETFの中で、信託報酬がそれぞれ最安値です(2021年1月15日現在)。

次に、過去の数字をもとにどのくらい損益が出るのか算出してみました。

いずれも、「買い」から入った場合です。

もちろん日経平均が下落すると思えば、CFDで「売り」から入ることで収益を狙うこともできますが、やはりレバレッジ取引ができるCFDは、ほかの2つに比べて損益がいずれも1桁違いますね。


さて、あなたはどれを選びますか?