<2022年4月更新>楽天証券が初心者に始めやすい理由
楽天証券は投資信託から日本株、先物、FXまで、とにかく幅広い商品を取り扱っている、楽天グループのインターネット証券会社です。
楽天市場などの楽天アカウントから手軽に口座を開設できたり、楽天ポイントが利用できるといったメリットがあるため、投資の初心者さんの流入が多いイメージがあります。
実際、楽天証券に口座を持つ人の約75%が投資未経験とのこと。
投資初心者に支持される魅力は何なのか、チェックしていきましょう。
<魅力その①>楽天ポイントが貯まる/使える
楽天証券最大の魅力は、「楽天ポイント」が貯まったり使えたりすることではないでしょうか?
【楽天ポイントの貯め方】
楽天証券のポイント制度は、2022年4月から一部変更になっており、正直、ポイントの獲得条件が厳しくなってしまいました。
しかし、使い勝手のよい楽天ポイントが投資で貯まるのは、引き続き大きな魅力です。
①超割コースで貯める
日本株の取引で「超割コース」を利用すると、対象商品すべての取引手数料の1%がポイントバックされます。大口優遇なら2%のポイントバックです。
<対象商品>
- 日本株取引(現物・信用)※NISA口座は対象外
- 外国株取引(米国株式、中国株式、アセアン株式) ※米株積立対応
- 先物・オプション取引(株価指数先物・オプション、商品先物)
- 海外先物
- 金・プラチナ取引
<付与条件>
「超割コース」を利用していて、1日の税抜取引手数料の合計が100円ごとに1ポイント。
大口優遇の方は2ポイントが付与されます。
②楽天カードを使った投資信託の積立投資で貯める
楽天証券では投資信託を定期積立で買う際に、楽天カード決済を使用することができます。
入金の手間が省ける上、楽天カードの利用ポイントが付与されます。
楽天カードでの決済の上限金額は毎月50,000円。100円につき1ポイントが付与されるため、毎月最大500ポイントが付与されます。
★楽天カード決済はつみたてNISAの投信購入でも利用できます!
★2022年9月から付与条件が変わります!詳しくは⇒こちら
③「ハッピープログラム」でポイントを貯める
楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用して、「ハッピープログラム」にエントリーをすると、取引に応じてポイントが加算されます。
<対象商品>
- 国内株式(現物買・現物売)※IPO、PO、立会外分売は対象外です。
- 国内株式(信用新規、返済)※現引、現渡は対象外です。
- 外国株式 ※アセアン株式は対象外です。
- 投資信託 ※iDeCoおよびラップ経由の投資信託と外貨建MMFは判定残高に含まれません。
- 個人向け国債
- 楽天FX ※楽天MT4は対象外です。
- 日経225先物取引(ラージ)
- 日経225先物取引(ミニ)
- 日経225オプション
<付与条件>
付与条件は商材により異なります。詳しくは⇒こちら
※楽天ポイントの取得には「ハッピープログラム」にエントリーが必要です。
④投資信託の残高条件達成でポイントを貯める。
2022年4月からポイントの付与条件が変更になりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【楽天ポイントの使い方】
投資で貯めた楽天ポイントは、さまざまな楽天のサービスで利用できますが、投資の資金としても使用が可能です。
いきなり現金での取引は怖い、という人でもポイントであれば気軽に始めることができるのではないでしょうか?
楽天証券は、ポイントを使って取引できる商品が豊富なため、お試しににもぴったりです!
<楽天ポイントが使える投資商品>
- 投資信託(NISA口座・つみたてNISA口座の取引でも利用ができます)
- 日本株の現物取引(NISA口座の取引でも利用ができます)
- バイナリーオプション
- 米国株式(円貨決済)
このように、楽天証券では楽天ポイントを貯めたり、使ったりできるサービスがたくさんあります。
事前のエントリーが必要なサービスもあるので、上手に活用したいですね。
ポイントを活用した投資については、こちらの記事もご覧ください。
<魅力その②>取扱商品が豊富
取り扱っている金融商品の種類が多いことも、楽天証券の魅力です。
投資を始めたばかりのころは、投資商品が多いと迷ってしまうかもしれません。
ですが、投資に慣れてきたときに取引したい商品がないと、他の証券会社に口座を開ける手間が発生するので、予め商品ラインアップの多い証券会社を選ぶことは重要です。
もちろん、金融商品の種類という意味でも取り扱いが豊富ですが、例えば、投資信託の取り扱いも約2,700本、FXの通貨ペアも26種など、各商品で扱っている銘柄数も多いこともポイントです。
銘柄数が多いとつみたてNISAでも有利!
現在、つみたてNISA口座で取引できる投資信託(ETFを含む)は211本と限定的です。
株式などと違い、投資信託は銀行や証券会社ごとに取り扱う銘柄が異なるため、そもそもの取引可能な銘柄数が多い証券会社の方が、つみたてNISAで取引をする際の選択肢が広がります。
楽天証券では現在188の銘柄を取引できるようです。
「つみたてNISA」を始めたいと思っている方は、投資信託の取り扱い本数にも注目してみましょう。
<魅力その③>手数料が安い
投資にはさまざまな手数料が発生します。
同じ商品を取引する場合でも、銀行や証券会社によって手数料が異なるため重要なポイントです。
楽天証券の取引手数料は、業界最低水準と言われており、投資初心者の人はもちろん多くの経験者からも支持を集めています。
以下は主な商品の取引手数料です(すべて税込表記です)。オペレーターを通じた取引などの場合には、別途手数料が発生します。
日本株(現物取引) ※国内ETFを含む
- 超割コース:55円~1,070円/回 ※大口優遇:0円~936円/回
- いちにち定額コース:0円~/日 ※信用取引との取引額の合算で手数料が決まります。
※国内ETFの特定の銘柄、新規公開株式(IPO)/公募増資・売出(PO)、立会外分売、貸株サービスは、取引手数料が0円となります。
日本株(信用取引) ※国内ETFを含む
- 超割コース:99円~385円/回 ※大口優遇:0円/回
- いちにち定額コース:0円~/日 ※現物取引との取引額の合算で手数料が決まります。
- いちにち信用:0円/日
※信用取引には、取引手数料のほかに金利などのコストが発生します。
※国内ETFの特定の銘柄は、取引手数料が0円となります。
投資信託
- 買付手数料:0円
※投資信託には、手数料のほかに信託報酬などのコストが発生します。
その他の商品についてやさらに詳しい手数料については⇒こちら
つみたてNISAでも手数料に注目!
つみたてNISAは毎月定額で投資信託(ETFを含む)を購入するため、定期的な取引手数料が発生します。
そのため、取引にかかる手数料が少ない方がコスト面で有利に働きます。
楽天証券では、投資信託の取引手数料が0円ですので、つみたてNISAの取引にもおすすめです。
まとめ
楽天証券には楽天グループのネットワークを使ったさまざまなサービスがあり、とくに初めて投資をする方にはたくさんのメリットがあります。
今回ご紹介した3つ以外にも、以下のポイントは始めやすいポイントかも知れません。
<楽天証券が初心者に始めやすいその他の理由>
口座開設のハードルが低い
すでに楽天会員に登録している場合、口座開設の際に必要な会員情報を引用できるため入力の手間が少ないのも魅力です。
入金の手間がない
投資信託の積立投資であれば、楽天カード決済での投資が可能なため、自分の銀行口座から入金する手間がありません。
とくに初心者の中には、「つみたてNISA」を検討している人も多いでしょう。定期的に入金が必要なつみたてNISAの場合、ポイントも付くクレジットカード決済が使用できる点は大きなメリットです。
これから投資を始めようという方で、とくに楽天会員の方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
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