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元機関投資家トレーダー 堀江氏のメルマガを読む
2023年04月28日
元機関投資家トレーダー 堀江氏のメルマガを読む

2022年のナスダック下落トレンド転換をいち早く見抜き、2021年12月時点でナスダック暴落予想動画をyoutubeに公開してSNSで大きな注目を集めた元機関投資家トレーダーの堀江氏。4/24から米国株指数、日経平均等を対象としたエントリー、利益確定、ロスカットポイントを動画&テキスト配信するサービスを開始した。「儲けてなんぼ」のディーラーの世界で10年勝ち残った堀江氏の実力とは。

2021年米国株絶好調時に暴落を指摘
稼げないと3ヵ月でクビになるディーラーの世界
プロの投資をコピーできるメルマガ
売買ポイント以上に役立つプロの戦略と相場観

YoutubeやTwitterなどのSNSで堀江氏の名前をよく見かけるようになったのは2021年後半頃から。当時は米国株が右肩上がりの上昇を続けている状況で、メディアも米国株の輝かしい未来を示唆するものが多く、ナスダック指数にレバレッジをかけて投資するレバナスが大流行していました。ナスダックは同年12月には16,675の高値を付けており、そんな中で「レバナス民よ、暴落へ備えよ」「買ったら負け!」といったタイトルの動画で暴落を警告し続けた堀江氏は、かなり異端な存在。

ところが、2022年に入りナスダックが大きく下落し始めると、堀江氏への注目は一気に高まり、それまで数千件だったyoutube動画視聴数が2~5万程度へ急上昇。4月にはテレビ出演を果たし、書籍出版も決定するなど、人気インフルエンサーの仲間入りを果たしました。ナスダックはその後も下落し続け、2022年10月に10,485ポイントの安値を付けたのち、上下動を繰り返して、2023年4/25現在は13,015程度となっています。

堀江氏の肩書は「元機関投資家トレーダー」ですが、そもそも機関投資家トレーダーとは何でしょう。メディアで紹介されている堀江氏のプロフィールによると、大学院の博士課程で会計学と金融経済学を研究した後、証券会社の自己売買部門でトレーダーを10年間務めた後独立、とあります。自己売買部門とは、証券会社や銀行などの機関投資家が自己資金で相場を張り、利益をあげるための専門部隊。その部隊に所属する各プレイヤーのことを国内証券ではディーラーやプロップトレーダーと呼ぶそうです。

各ディーラー(プロップトレーダー)には月間の利益ノルマ、損失限度額、運用限度額がそれぞれ与えられるとのこと。月間利益のノルマが1500万円、月間損失限度額1500万円、運用限度額10億円、というような形で条件が与えられ、ノルマの達成がミッションになります。ディーラーの世界は「儲けてなんぼ」、ノルマに達していない契約社員は3ヵ月でクビになることもあり、正社員でも1年で他部署へ移動になるそうです。過酷な虎の穴のような環境で10年間ディーラーを続けた堀江氏はプロ中のプロといっても過言ではないでしょう。

そんな堀江氏が4/24からメールマガジン「米国株指数投資戦略」の配信をスタートしました。メルマガといってもテキストだけではなく、堀江氏特製の動画でナスダック、ダウ、S&P、日経平均など株価指数CFDの具体的な売買ポイントを解説してくれるというもの。2021年末にナスダック下落を予測し、見事的中させた堀江氏を偶然目撃して以来、熱狂的な堀江氏ウォッチャー(?)となったワタヤンもさっそく堀江氏のメルマガを購読しました。メルマガは週1~2本の動画を配信するAコース、動画配信に加えてテキストメールでデイトレ/短期売買の売買ポイントを随時配信するBコースの2タイプ。やはり堀江氏のデイトレに興味があり、コピートレードするべくBコースを選びました。

サービス初日の4/24(月)10:01に一本目の動画がメールで届き、さっそく視聴。メールマガジンの規約があるため詳細については触れませんが、堀江氏が考える証拠金取引を行う上でのリスク管理(レバレッジのかけ方)、取引のたびに枚数を変えない方がいい理由、大成功を収めている投資家もすべてのトレードを勝っているわけではなく、日々負けており、トータルで利益を出しているということ――等々、プロのトレーダーの思考が凝縮された内容で、個人的には大満足でした!

そして、注目の各株価指数の日足、週足、月足の売買ポイント解説は、自分では絶対に導き出せないエントリー&ロスカットポイントに衝撃を受けました。さっそく指定の某株価指数でコピートレードを実行。約束事は、絶対に指定のロスカットポイント入れること。何度も負けるかもしれないが、それ以上に勝つことを目指す、というコンセプトなので、ロスカットされても立ち直れる枚数で、レバレッジを極力抑えて注文を入れました。その結果…翌日4/25の10:52に指値が約定、同日14:04に135pipsの利益が出たところで利食いしました。

一本目の売買ポイントで無事利食い。銘柄は初めて投資した某株価指数でした

最初の売買ポイントでメルマガ月額料金の半分程度を稼ぐことができホクホク気分ですが、堀江氏の売買ポイントをそのままコピートレードしてみると、あらためて投資素人の自分とプロの戦略の違いに驚かされます。まず、ここで買う(売る)というエントリーポイントが指値でなく、逆指値から入るというのも新鮮でした。今より安くなってから買う、というのではなく、上昇して上値抵抗線を抜けたらさらなる上昇が見込めるので買い、下落してサポートを割ったら、さらに大きく下落する可能があるので売り、といったように相場の流れに乗っていく注文方法を体感できたのは非常に良かったです。

一度配信された売買ポイントのケアも思っていた以上にきめ細かい印象。「相場がエントリーポイントに到達せずに〇〇〇ポイントを超える上昇になった場合は、注文を取り消してください」「相場が下げ渋るポイントに来ているので利益確定しても問題ありません。まだ粘りたい人は引き続き利食いポイントは〇〇〇のままで大丈夫」といったように、相場変動に合わせてテキストメールで柔軟に戦略を再構築してくれるのが心強いです。「堀江さんは相場に対して今どう考えているのか」という情報を随時共有できるのは大きなメリットと感じました(Bコースの場合)。

まだメルマガはスタートしたばかり。良いことばかりでなく、時には売買ポイントで連敗する事態も想定し、コピートレードはリスク管理を徹底させて臨みたいと思います。とはいえ、堀江氏のメールマガジンによって株価指数CFD投資がますます楽しくなったことは間違いありません。引き続き堀江氏のメルマガをウォッチしていきます!

ワタヤン
ワタヤン

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