シネマアフリカ2010 (ニコ)
2010年11月24日 01:24
ふと何気なくTVをつけた時に
「シネマアフリカ2010」を情報番組で取り上げていて
気になったので行ってきました。

この2010年というのは、
アフリカの多くの国が独立を果たしてから50年、
また日本・南アフリカ共和国との交流100周年という節目の年なのです。

これまでアフリカを舞台にした映画が多くあったものの
制作は欧米諸国でしたが、
今回こちらのイベントで紹介される作品は、
「アフリカ人が作るアフリカ映画」なのです。

映画といえば、多額の制作費と技術が必要なので
これまでは制作するのはなかなか難しいようでしたが、
「(アフリカにおいても)こんなに素晴らしい映画を作れるんだぞ!」
という経済発展と、アフリカ人の視点でつくった映画から伝わる
「アフリカの現状」の双方を知らしめるイベントのようです。

私が観たのは「ジェルサレマ」でした。
南アフリカが舞台で、少年が家の貧しい経済状態から
小さな犯罪を始め、やがて黒人が住む地域の発展のために
不動産犯罪のボスになっていくという話しですが、
いまだに残るアパルトヘイト時代の「差別のしこり」が描かれています。

以前旅行で南アフリカに行ったことがありますが、
見るからに格差がはっきりしていました。
きれいなデザイナーズマンションのような建物があるかと思えば、
すぐ横の地域では、トタン屋根にかろうじて建っているというような家々。
(危険だということで車窓からしかみてはいませんが)
犯罪は日常茶飯事ということでした。

今年行われたワールドカップに向けて
環境整備と治安強化がされたようですが、
本当の意味での安定はまだまだなのかな...とも感じました。

映画とはいえ、アフリカ人の視点での現状を垣間見れたのは
ひとつのよい経験だったのかなとも思います。

|アフリカ